誰も食いついてくれなくても金庸の話を続けるんじゃドリャー!(半分意地

金 庸, 岡崎 由美, 松田 京子
神雕剣侠―金庸武侠小説集 (2)

コレ↑がきたので読んだのですが、

楊過と小龍女はまだ童貞と処女です。(小龍女なんて若く見えるけどハタチとっくにすぎてるし)


うーん、せっかく両思いで欲求もあるというのに勿体無い。
でも、この二人には「童貞/処女であることに対する劣等感」っつーのがないから清清しい。


で、とにかく楊過がモテモテ。女と見ると小龍女を思い出し、優しくしてしまうのもあると思うが、


モテない人はいろいろ大変らしい。」 でkuronekoさんが紹介してくれた「真の色男・色好み」の白髪の女性とまでベッドインしたと言う在原業平に条件が似てる。

女と見ればたとえ顔が醜くても優しくし、差別したりしない。


楊過君の台詞を引用


(この子はこんなにできたひとなのに、ここまで不気味だなんて、かわいそうだ。この子の顔を見て、嫌な顔をしてしまったら、この子が傷つくかもしれない)


「俺は姑姑が美しいから姑姑のことを想っているんじゃない。たとえ姑姑がこの世で一番醜くとも、俺は今と同じに姑姑を想ってる」

うーむ、なんと堂々たる童貞色男。俺も斯様な男気を身につけなければと思うが、どーしても優しい言葉を口に出せん。色男にはなれませんな。