上のタイトルは頭の中で三輪明宏の声で読んで貰えると嬉しい。
ここ何年かで一人っ子の生徒が目に見えて増えている。
高齢出産で一人をやっと生んだ、二人目はとても、という人もいるが、意図的に「一人しか生まない」と決めている親御さんもいる。
そういう親御さんに話を聞くと「二人で働いてやっと一人を育てるのが精一杯」という意識が垣間見える。
「あれもこれもやってあげられなかったら子供が可哀想」という思い込みも多少あるが、実際、本当に一人だけを育てるのが精一杯な経済的に大変そうな家庭もある。
省みるに、俺も今一人身で、必死で働いて自分が養うべき家族もないのでノホホンとしていられるが、
今の収入で子供を育てるとなると収入的にかなり不安がある。
保育施設は足りなくて順番待ちだそうだし、夫婦揃って働くとなると保育料もバカにならないそうだ。
元彼女に聞いたところ、面倒を見てくれる祖父母でもいなければ保育園に預けても時間的に就労できるところがなく、職場復帰は絶望的だとのことである。
(元彼女は看護士で現在他の男と結婚して一児の母)
元彼女は就労したい意欲も、必要もあるのに、それが「社会状況的に」できない状態を強いられ、それでも「もう一人」なんて言われたらたまったもんじゃないそうだ。経済的にも精神的にも「一人で充分だ」という気持ちになってしまっているようである。
こういう状況の家庭もかなりあるのではないだろうか。
経済的に父親一人の収入では子供一人養うのが精一杯なのに、「少子化」を問題視する与党の政治屋が「母親が専業で家事に従事する」モデルケースを推奨しているのがどうにも腑に落ちない。
お麗しい自分たちの子孫に営々と尽くすための労働力を、下流市民が貧乏をしてでも生んで増やすべきだとでも言いたげである。
誰もそんなのは真っ平ゴメンだろうな。
ところで下の記事↓を書いていてブルブルきているのですが、元彼女が「コレは本当はあなたの子よ」なんて言い出しゃしないだろうね。(妄想)そーゆうのは最初からそーゆうことにしておいて欲しい。
段清順って罪作りな男だなあ・・・・・