俺の周りではFFだDQだと騒いでいるのは20から40くらいの大人で、子供はたいてい「どうぶつの森」だったり、「ラブベリ」だの「ムシキング」「たまごっちカップ」などのアーケードのカードゲームだったりする。

まあ、一部DQを攻略しなきゃー、と大変熱心な子供も存在するが、俺が子供の頃みんなこぞってテレビゲームを目の色を変えてやっていた頃に比べると、少数派、という感じだ。

もっとも俺が接するのはスポ少の小学生なので、中学校高校となると違うのかもしれないが。

で、大人の「FF、DQ」大作シリーズゲームユーザーも、だんだん少なく、熱が下がってきている感じはある。

3,4年くらいまでは「真っ先に攻略しなきゃ」「コンプリートしなきゃ」と「眠りかけながらやった」と血道をあげていたゲーマーも、今年発売されたFFを攻略途中で一ヶ月ほったらかし、とか、以前発売されたのは「中途で投げた」という人も少なくない。一応イベントやノスタルジーとして買いはするが、ゲームをやりたい情熱が目に見えて落ちてきている。


で、戻るけど、このような「GCを持たずPS2だけ持っている」「ゲームをノスタルジーだけでずるずる購入している層」が7、8万も出してPS3を買うだろうか?

だからといって安く出すのが予想される任天堂のゲーム機がバカ売れするとも思えない。(価格帯でいったらPS2よりGCが売れるという予想もあったが、これは外れた。)

PS2を「オサレなワカモノの大作ゲーム機」として使用していた層が、子供向けと言われるWiiに流れるとは思えないのだ。

もちろん、子供の大半はWiiを選ぶだろうが、携帯ゲーム機のGBAよりGCのソフトラインナップが貧困だったように、DSを買っている層が全部Wiiに流れるとも思えない。

日本ではXboxのソフトラインナップが悲惨なように思われるが、実はGCも近頃は「ろくなソフトがない」状態だ。

任天堂から出るマリオや昔のキャラクターを使った定番メニューだけで、サードパーティからはアニメなどのキャラクターゲームばかり、斬新なものが初期に出て好き者の耳目を引いたりしたが、(「巨人のドシン」や「ピクミン」など)俺にとってはアイディアだけで内容にとぼしいものに思えた。


まあナニが言いたいのかと言うと、「昔ほどコンシューマ機でゲームで熱中する人はいなくなった」

「そろそろ一人勝ちのゲーム機予想はやめて群雄割拠の状態を望んだほうがユーザーとしては利になるのではないか」つーことだ。

判官びいきなので、「PS3はボロ負けしてWiiが勝つんだ任天堂万歳ソニーザマーミロ」的な意見にも同意したくない。


うお ナイスタイミング(?) うちゃさんとこでXbox信者として名指しされてるし!

いや、欲しくなった人は欲しくなったでいいと思うんだけどね、欲しいゲームもないのに発売前のゲーム機の「販売台数が勝ったの負けたの」いうのなんかヤなのだ。任天堂はいままで「すごいことがやれる」思わせぶりな発言に期待がっかりしてき続けたので俺的にはこれ を読んでも欲しくなかったりする。