PCE版もそうだったんでしょうが、

ホテイ丸の描写と言い、これは海外に輸出できなさそう。

ハドソン
天外魔境 ZIRIA ~遥かなるジパング~

REDといえばN.U.D.E@なんかも日本だけですかな。(ロボ少女萌えが日本だけだからか、音声認識の関係か?)

Xbox360で日本だけ発売というとかなり利ざやが薄そうですが、それでも発売してくれるハドソンは偉い!と思います。(BOMBERMANも楽しみにしてますぜダンナ!)


これの元になっているPCE版天外魔境1の発売はたしか1989年あたりですが、

アメリカナイズされていく日本の状況を揶揄しているようなストーリーでした。


なにせ最初の大ボスの凶悪な技の名前が、「マクドナルド」だった。

と記憶しています。(360版の技名にはさすがに出てこないけど)

んで、「昔ながらの神仏に頼らないで、西洋渡りの大門教(デーモン教)に頼るなんて・・・」なんてせりふもでてきます。


どうも21世紀の今やってると大門教が

なんとか改革教に思えてなりません。


動物族や鬼族をそそのかして人間を襲わせて、その上倒されると魂をマサカドの封印をとくための材料に使ってしまうと言う、

なんかここらへんで書いたことまんまのような。


蟲毒(こどく)の壷と化す日本、食い殺しあわせられる庶民。


蟲毒とは、密閉した空間に毒のある生き物を沢山詰め込んで生き埋めにし、空腹のために食い殺しあった怨念の乗り移った最後の一匹を呪詛の材料として利用する、呪術の一種である。

この術を使って利益を得るのは壷に生き物を入れて殺し合わせる術者であるが、生き埋めにされた生き物はその存在を知ることもなく、目の前の同じ飢えた生き物を敵と見て殺しあう。


ゲームと現実は別物です関係ありませんと言うお利口なご意見もあろうが、

このストーリーに1989年当時込められた意図は汲み取ってみたいもの。

(何やっても現実に持ち越さないってやつはただ「消費するだけされるだけ」の経済動物にすぎねーんだよ!)


世の中銭や大作が一番や売れるハードでださなみたいな志の低い今のゲームメーカーの流れに反感を持つ方は

ぜひ天外魔境とXbox360セットでのお買い上げをお願いいたします。


#いやあ、卍MARUとNAMIDAがでんでんダメだったので期待してなかったし、今までレアなんかのギラギラ作りこんだグラフィックに慣れてたもんで最初「ショボっ!」て思ったけど、しばらくやってたらこれはこれで日本っぽい奥ゆかしいグラフィックでいいじゃんいいじゃん。3Dな具合もいいし、今までの移植の中では出色の出来。天外シリーズファンの方はぜひ。


俺は↓これからでした<天外

ハドソン
天外魔境 ZERO
ハドソン
天外魔境 第四の黙示録