6月20日に、「納涼祭り」カテゴリの記事の中で
次回の納涼祭りは、
「今年上半期、イタコを呼んでナンシー関さんに彫ってもらいたい事件芸能人ベスト10」
をやります。
と書いてしまったのだが、絵を描いているうちに「これでナンシー関さんを騙ったらファンのみなさんにブチ殺される、祟られる」と危機感を抱き、「ハンコ風」に留めることにした。
6月20日の時点では、「どこよりも早い!今年上半期の~~ランキング!!」という、自慢になるのかわからないような冠詞がついた番組特集が組まれていたのだが、過ぎることはや一ヶ月、どこよりも早いどころか、「上半期」というもの効力も失われつつある。しかも、人間の記憶と言うのは曖昧で「半年の間のどこからどこまで」というのが調べてみると昨年のことだったりしたりする。
ちなみに、すでに絵を描いてしまった「紀宮様ご婚約」は昨年の12月30日のことであった。惜しい!
ちなみに俺の心の師匠故・ナンシー関さんは、紀宮様のバードウォッチング姿をハンコにしていた。
では、
今年上半期、ハンコ風につづる事件芸能人ベスト5
(俺の根気によってベスト5になったり3になったりするかも)と前の記事にも書いてあるので、5になったのは気にするな。
1. 双子山親方死去、その後の若貴遺産騒動
貴乃花の特徴のある目つきやとんがった口元の画像を探すのに苦労しました。グーグル先生でやってみるとわかるが、力士時代のものがでてくるのがほとんど。
俺が印象に残っているのは、弟子に稽古をつけるために、べろべろと浴衣の前をはだけさせて取り組んでいた「オヤカタ」の姿である。あのはだけかたはもう「いっそのこと、裸になってやれ」という気持ちにさせられる。素人が見るとイっちゃってる目つきや不満げな口元など「怪しい」印象も、マスコミが「オヤカタ」という名称をつけることで神格化され、相殺されてしまうのである。日本の伝統、国技を継承するものを非難するのはまかりならん、ということか。でもやはり貴乃花は怪しい。
ナンシー関さんは「貴乃花と花田家が紡ぐ物語の不気味さ」という記事で、「仲良し兄弟」の怪しさと、「あそこの家は、ヘンだ」という見解を述べていたが、そのころ隠匿していた怨念が、双子山親方の死によって封印が解けた、という感じである。これも納涼祭りか。
2.フジテレビ、ライブドア騒動。
なんでこんなことでマスコミがあんなに騒ぐのかよくわからなかった騒動。
その後何事もなかったかのように音沙汰がなく、
結局人々の記憶には、堀江氏のTシャツ姿と、「ホリエモン」の通称、
そして広報の人妻が注目を浴びるだけのことになった。
マスコミは自己反省として、罰にクールビズの祖として再び取り上げるのがいいと思う。
3.「負け犬」杉田かおる結婚
ダンナがお坊ちゃまだと言うことで「勝ち犬」ということになったようである。
それにしても、「負け犬」という概念は便利だ。「結婚できない」という状況を「私って負け犬だからー」と言ってしまえば世間の共通概念としてサバサバとすんでしまうのである。男にも負け猫とか必要なのではないか。俺が必要としているのか。ほっといて。
4.森進一・昌子離婚
結婚しても「森」姓が変わらないことが結婚時に話題になったようだが、離婚しても変わりなしである。めでたいのか良く分からない。
こっちも若貴と同様、長いこと「いい夫婦・いい家族」像をマスコミや世間から押し付けられていたが、その裏で溜まった怨念のふたが開いたのだろうな。うちの母が昔「モリモリショー(森進一と昌子の二人のツアーらしい)に行って来た、良かった」と嬉々としていたのだが、楽屋ではきっとすごいことになっていたのだろう。知らぬが花、と言うこともある。
5.あびる優、窃盗を番組で自慢
ネットで「祭り」状態になっていたので、それほどの事件でもないような気がするのだがランクイン。
普段地上波をあまり見ないので、「あびる優」がふだんどういう顔をしてテレビに出ていたのかよく覚えていないのだが、(番組にでていても、字幕が出てから「これがあびる優か」と認識できる程度)
検索で見てみるとどことなく「盗みそうな」かんじのする顔がずらっと並んでいた。
先入観のなせる業か、それとも根性が顔つきに出ているのか。
どっちにしろまた再びテレビに出ているらしい「あびる優」を俺は「あびる優」と認識して見ていることもなく、印象に薄い顔だった。
だからドギツイこと言わなきゃならなかったのか(笑
番外:谷亮子選手妊娠
gegengaさんにリクエストされて検索したら、7月だと思っていたのが6月27日に公表されていたのである。ギリギリ上半期、ナンシーさんから「世界一ツブシの効く肩書き、金メダリスト」「10年後には選挙に出ていると思う」と期待(?)されていたヤワラちゃんこと谷亮子選手である。どうして取り上げずにいられようか(反語
おめでたい話ではあるが、
「田村で金、谷でも金、ママになっても金」
という発言には、「後進に譲る気はないのか」「自分で自分のことを『ママ』とは」と、あからさまには言ったことがないが、話を聞いていてこちら側に意地の悪い感情が混じってしまったことは否めない。
ナンシー関さんが「感動させてくれ病」の特効薬は千葉すずか、と書いていたことがあるが、もう歯止めが利かないくらい「みんなで感動しましょう!」という空気は出来上がってしまっている。もはや特効薬はないのか。
あまりにも「感動を呼ぶいい話」の予定調和なので、このようなランキングがなんだか嬉しい。
俺は「谷 村新司」がいいと思う。