メーカー: マイクロソフト
タイトル: コンカー Live & Reloaded

何度かこのブログで紹介しているコンカー Live & Reloaded なのですが、昨日発売されました。

日本版のほかにも北米版やアジア版をやっても、音声は英語で変わりないですが、本体設定が日本語になっていれば、勝手に字幕は日本語になるので「あれー?北米版のはずなのに」とビックリしないように注意。

(ソニックアドベンチャーインターナショナルでプレイヤーが自分で設定していたものを、本体が自動で選択しているわけです。Xboxったらお利口さん。)


このソフトを開発したのは、有名なイギリスのソフト会社、RARE社 。任天堂の子会社だった時代に「ドンキー・コング」「スターフォックスアドベンチャー」を開発したので有名ですが、任天堂時代にお子様向けのヌルイアクション(いや、アクション度は高かったけど、お子様向けのギャグがぬるい)ばかり開発していた鬱憤を晴らすかのように、MSにきてからは「カメオ」やこの「コンカー」など、ヤバイゲームを連発していてくれています。


そのRAREがNintendo64で唯一爆発したのが、Live&Reloadedでシングルプレイモードとして入っている「Conker's Bad Fur Day(Bad Hair Day=ひどい日のリス版)」です。17禁で、日本では発売さえされなかったある意味「伝説の」ゲーム。

64版ではオープニングで「チェーンソーで自社のロゴ(ドンキーコングやった人にはおなじみの、金字の「R」)をぶった切る」という派手な演出がされていたそうだけど、

チェーンソー

こちら からもらってきました(ゴメン))


Xbox版では、「自社のロゴをトイレットペーパーに見立てる」というものに自虐ギャグに変わっています。

RARE

(グラフィックが格段に向上されてるのが上下の比較でわかりますな)


で、内容ですが前述したとおり、ヤバイ話の連発です。

エログロてんこ盛り、松沢呉一先生も大喜び(想像)の出来の良いナンセンス。

febriceさんから以前、「英国人は巨乳好き」というろくでもない(誉め言葉)情報を 得ていたのですが(笑

なるほどなー、と思う演出もありました。


Mr.Bee

「おまえさんに巨乳ちゃんのことなんか言ったって始まらんよ・・・(意訳)」

bigwhat1

(ぴた)

bigwhat2

「巨・・・・なんだって?」


(その後ミスター・ビーと巨乳がエロイことに)


このほかに巨乳メス牛の脱糞シーンや、

メス牛

オス歯車にメス歯車を「はめる」シーンなど、

ぷっとオン

(セリフを読むとエロイ)


子供向けの64になんちゅーソフトを出してたんだ、レア!といい意味で正気を疑いたくなります。

そーいや、Xboxの中でも名作中の名作、「Fable」も男同士で結婚したり、プレゼントしまくるとSEXできたりと、かなり「やりたい放題」なゲームですが、これも「ポピュラス」等で有名な「英国人」ピーター・モリニュー(「サー」はつくのか?)の監修作品です。


日本やアメリカより英国のほうがゲームに関してはやりたい放題じゃないか!

と、日本の「暴力ゲームで子供がおかしくなっていくからなんとかせなー」という強迫観念に取り付かれてる一部議員さんを問い詰めたい(笑

ちなみにドイツではグロ表現はめちゃくちゃ厳しいそうですが、エロに関しては寛容そうです。

件のピータ・モリニュー氏がドイツでFableについて一番多かった質問が「同性愛は可能か」だったというエピソードを披露していたのですが、どことなくドイツっぽくて笑いました。


ゲーム業界団体が自主規制 、という暗そうなニュースも流れる中、以前「うんこメール」で紹介したコンカーのスペシャルサイト はノー天気に更新されています。いくらアメリカ版のトレーラーの翻訳に過ぎないとしても、マイクロソフト、ノリノリです。ニュース番組をパロディにした「セレブなリス」は爆笑モノ。

リス記者

「リス記者」ってー       ブハハハハハ

NFL選手やラッパー、挙句の果てに「HALO2」の開発、バンジーまで引っ張り出して「コンカーにマスターチーフをやらせるつもりだったけど、口が悪すぎて」と説明させ、コンカーの声で動くマスターチーフの映像が(><

ゲームに興味なくてもいっぺん観てみれ(^^。


コンカー、カートゥーン・ネットワークのバナー広告に出ていたが大丈夫なのだろうか?(笑

パワー・パフ・ガールズやかわいいもの好きなお子様が欲しくなったら大変だと思うのだが。