下の この記事に早速ポリアンナちゃんのコメントをいただきました。
■ 無題
>初動でのほほーんとしていて
ご指摘なさった「のほほーん」とした初動です。ちなみにマスコミが地震報道をし始めたのは12月26日深夜あたりからです。
以下、外務省や救助隊の活動を列挙
>パフォーマンスじみて俺はけったくそ悪いのですが
感想と評価は全くの別物です。評価は実際の行動がどのように反映されるかと言う観点からのものです。
政策というものは「効果」が主であり、「印象」が従ですから、まずは「効果」と言うものを見るべきではないでしょうか?
道民 (2005-01-07 17:25:46)
俺が「災害救助活動と小泉政権に対する評価は別物だろ」と書いた記事の内容をまったく読み取れていないようです。っつっか、災害被災者を助けるのは当然のことで、それを傘に批判を許さないのはとんでもなくあざとく薄汚い行為に思えるのですが、恥ずかしくないのでしょうか。
ちなみに俺が「のほほーん」とした小泉首相の動静は以下の通りです。
(低気温のエクスタシーはなゆー さんの この記事より転載)
☆首相動静・12月26日(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000091-jij-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
午後3時34分、公邸発。同48分、東京・築地の映画館「東劇」着。映画「隠し剣 鬼の爪」鑑賞。 午後6時19分、「東劇」発。
午後6時28分、東京・銀座のホテル西洋銀座着。同ホテル内の日本料理店「吉兆」で作家の宮尾登美子さんらと会食。
午後9時17分、ホテル西洋銀座発。
午後9時32分、公邸着。「映画で印象に残った場面はあったか」に「うーん、良かったね。最後の場面なんかは良かったね」。
☆小泉首相、映画鑑賞(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000777-jij-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
小泉純一郎首相は26日午後、東京・築地の映画館で藤沢周平原作、山田洋次監督の映画「隠し剣 鬼の爪」を鑑賞した。
(略)
プレッシャーの中、常に厳しい選択を迫られている首相も何か感じるものがあったのか、じっとスクリーンに見入っていた。
☆小泉首相 映画「隠し剣 鬼の爪」を観賞(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000046-mai-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
小泉純一郎首相は26日午後、東京・築地の映画館で藤沢周平原作、山田洋次監督の映画「隠し剣 鬼の爪」を観賞した。首相は当初、10月の東京国際映画祭の際に見る予定になっていたが、新潟県中越地震が発生し、中止した経緯がある。夏休み以来の映画観賞となった首相はじっとスクリーンに見入っていた。
☆首相動静 12月27日 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041227-00000092-jij-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
☆スマトラ地震 小泉首相「支援準備」(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041227-00000041-mai-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
小泉首相は27日昼、スマトラ島沖の地震被害について「日本人もかなり含まれていると報告を受けている」と懸念を示した。被災地への支援については「(被害が)広範囲にわたっているので、現地とよく連絡を取って、日本としてどのような支援ができるか、準備を進めている」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
俺が一番怒っているのは、地震があった初動で「地震大国」「技術大国」として期待されていたであろう「津波に対する警告」が政府機関や首相などのほうから効果的に出なかったこと。「日本」の面目丸つぶれと言ってもいいのではないでしょうか?
アメリカのハワイ地震センターからの警告が出ていたと言うことを免罪符にしたい人のコメントもここの記事に寄せられましたが、「これは警報ではない」と文頭に書かれた警告を誰が読むって言うんだ?
首相から被災相手国への緊急電とかならなんとか相手も動いたかもしれない、死なずにすんだ人もいたかもしれないのに、映画見て「うーん良かった」などと言ってるソーリの「効果」って一体なんなんでしょう。
(こんなにたくさんの人命を失った緊急事態にも下のコメント欄で「道民」さんは「文化鑑賞をおこなって作品に箔を付けるのも立派な公務の一つです。」ですと。平和ボケにもほどがありますな(怒))
そのほか、日本が寄付した地震計がその後の技術指導がなかったために動いていなかったことなど、モノやカネだけ投げ与えて「いいことをしたつもり」の丸投げ支援が明らかになり、嘆きたくなるようなことがたくさんありました。
人の命のために活かせないで技術とか知識とか、なんのためにあるんだよと。
これが「道民」さん、あなたの言う効果ですか。
本当に、小泉政権は宣伝効果のうまい政権です。
被災者や拉致被害者、「困っている人のために一生懸命やっているのだから」と他人の立場を傘に批判を許さず、自衛隊派遣や年金問題、首相の年金未納問題、自衛隊派遣延長などへの批判を封殺してきました。
今度も「いいことをするんだから自衛隊は海外派遣すべき」と持っていくでしょうが、その間日本国内で防衛が手薄になることを「北朝鮮危機論者」のみなさんは考えていらっしゃるんでしょうか?(現にイラク派遣で自衛官は輸送などでパッツンパッツンの状態だと言うのに)
「拉致被害者を取り戻せたのは小泉首相だから」と手柄だけとっておいて、拉致被害者の家族から批判が出ると今度は「あれだけやってもらって批判するなんて」と今度は非難の側に回る。本当に人間として浅ましい恥ずかしい所業です。
本当に国民のために働くと言う政治家なら、被災者への救助活動などは当然のことです。それをもってその政治家の支持者が「批判するべきでない」などと言うべきではないでしょう。
再度書きますが税金や自衛隊は、小泉首相の個人資産や、私軍ではないのですから。
参考リンク
「困っている人たちを助けるためには、持てる力を出し尽くすのはよいことです。どんどんやりましょう。ただ、気になるのは、小泉首相と大野防衛庁長官と町村外相ばかりが目立っていることです。政治家のパフォーマンスと見られるような行為は慎まなければならないと思います。このような時には──政治的パフォーマンスとは思いたくありませんが──政治的パフォーマンスは辞めてほしいと思います。
また、この機会に自衛隊の国際活動を国民に認知させようというようなケチな考え方──これもないと思いたい──は持つべきではないと思います。」
2005年森田実政治日誌[6](1月6日)
スマトラ沖大地震と国際政治──1月6日のASEAN緊急首脳会議に日本政府はどう対応すべきか
「不幸のうちに初めて人は、自分が何者であるかを本当に知る」(ツワイク、オーストリアの作家、1881-1942)
■ 無題
>初動でのほほーんとしていて
ご指摘なさった「のほほーん」とした初動です。ちなみにマスコミが地震報道をし始めたのは12月26日深夜あたりからです。
以下、外務省や救助隊の活動を列挙
>パフォーマンスじみて俺はけったくそ悪いのですが
感想と評価は全くの別物です。評価は実際の行動がどのように反映されるかと言う観点からのものです。
政策というものは「効果」が主であり、「印象」が従ですから、まずは「効果」と言うものを見るべきではないでしょうか?
道民 (2005-01-07 17:25:46)
俺が「災害救助活動と小泉政権に対する評価は別物だろ」と書いた記事の内容をまったく読み取れていないようです。っつっか、災害被災者を助けるのは当然のことで、それを傘に批判を許さないのはとんでもなくあざとく薄汚い行為に思えるのですが、恥ずかしくないのでしょうか。
ちなみに俺が「のほほーん」とした小泉首相の動静は以下の通りです。
(低気温のエクスタシーはなゆー さんの この記事より転載)
☆首相動静・12月26日(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000091-jij-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
午後3時34分、公邸発。同48分、東京・築地の映画館「東劇」着。映画「隠し剣 鬼の爪」鑑賞。 午後6時19分、「東劇」発。
午後6時28分、東京・銀座のホテル西洋銀座着。同ホテル内の日本料理店「吉兆」で作家の宮尾登美子さんらと会食。
午後9時17分、ホテル西洋銀座発。
午後9時32分、公邸着。「映画で印象に残った場面はあったか」に「うーん、良かったね。最後の場面なんかは良かったね」。
☆小泉首相、映画鑑賞(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000777-jij-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
小泉純一郎首相は26日午後、東京・築地の映画館で藤沢周平原作、山田洋次監督の映画「隠し剣 鬼の爪」を鑑賞した。
(略)
プレッシャーの中、常に厳しい選択を迫られている首相も何か感じるものがあったのか、じっとスクリーンに見入っていた。
☆小泉首相 映画「隠し剣 鬼の爪」を観賞(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000046-mai-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
小泉純一郎首相は26日午後、東京・築地の映画館で藤沢周平原作、山田洋次監督の映画「隠し剣 鬼の爪」を観賞した。首相は当初、10月の東京国際映画祭の際に見る予定になっていたが、新潟県中越地震が発生し、中止した経緯がある。夏休み以来の映画観賞となった首相はじっとスクリーンに見入っていた。
☆首相動静 12月27日 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041227-00000092-jij-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
☆スマトラ地震 小泉首相「支援準備」(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041227-00000041-mai-pol
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/399.html
小泉首相は27日昼、スマトラ島沖の地震被害について「日本人もかなり含まれていると報告を受けている」と懸念を示した。被災地への支援については「(被害が)広範囲にわたっているので、現地とよく連絡を取って、日本としてどのような支援ができるか、準備を進めている」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
俺が一番怒っているのは、地震があった初動で「地震大国」「技術大国」として期待されていたであろう「津波に対する警告」が政府機関や首相などのほうから効果的に出なかったこと。「日本」の面目丸つぶれと言ってもいいのではないでしょうか?
アメリカのハワイ地震センターからの警告が出ていたと言うことを免罪符にしたい人のコメントもここの記事に寄せられましたが、「これは警報ではない」と文頭に書かれた警告を誰が読むって言うんだ?
首相から被災相手国への緊急電とかならなんとか相手も動いたかもしれない、死なずにすんだ人もいたかもしれないのに、映画見て「うーん良かった」などと言ってるソーリの「効果」って一体なんなんでしょう。
(こんなにたくさんの人命を失った緊急事態にも下のコメント欄で「道民」さんは「文化鑑賞をおこなって作品に箔を付けるのも立派な公務の一つです。」ですと。平和ボケにもほどがありますな(怒))
そのほか、日本が寄付した地震計がその後の技術指導がなかったために動いていなかったことなど、モノやカネだけ投げ与えて「いいことをしたつもり」の丸投げ支援が明らかになり、嘆きたくなるようなことがたくさんありました。
人の命のために活かせないで技術とか知識とか、なんのためにあるんだよと。
これが「道民」さん、あなたの言う効果ですか。
本当に、小泉政権は宣伝効果のうまい政権です。
被災者や拉致被害者、「困っている人のために一生懸命やっているのだから」と他人の立場を傘に批判を許さず、自衛隊派遣や年金問題、首相の年金未納問題、自衛隊派遣延長などへの批判を封殺してきました。
今度も「いいことをするんだから自衛隊は海外派遣すべき」と持っていくでしょうが、その間日本国内で防衛が手薄になることを「北朝鮮危機論者」のみなさんは考えていらっしゃるんでしょうか?(現にイラク派遣で自衛官は輸送などでパッツンパッツンの状態だと言うのに)
「拉致被害者を取り戻せたのは小泉首相だから」と手柄だけとっておいて、拉致被害者の家族から批判が出ると今度は「あれだけやってもらって批判するなんて」と今度は非難の側に回る。本当に人間として浅ましい恥ずかしい所業です。
本当に国民のために働くと言う政治家なら、被災者への救助活動などは当然のことです。それをもってその政治家の支持者が「批判するべきでない」などと言うべきではないでしょう。
再度書きますが税金や自衛隊は、小泉首相の個人資産や、私軍ではないのですから。
参考リンク
「困っている人たちを助けるためには、持てる力を出し尽くすのはよいことです。どんどんやりましょう。ただ、気になるのは、小泉首相と大野防衛庁長官と町村外相ばかりが目立っていることです。政治家のパフォーマンスと見られるような行為は慎まなければならないと思います。このような時には──政治的パフォーマンスとは思いたくありませんが──政治的パフォーマンスは辞めてほしいと思います。
また、この機会に自衛隊の国際活動を国民に認知させようというようなケチな考え方──これもないと思いたい──は持つべきではないと思います。」
2005年森田実政治日誌[6](1月6日)
スマトラ沖大地震と国際政治──1月6日のASEAN緊急首脳会議に日本政府はどう対応すべきか
「不幸のうちに初めて人は、自分が何者であるかを本当に知る」(ツワイク、オーストリアの作家、1881-1942)