なにがなんでも、小泉政権への批判を許せない方たちがいて、批判的なことを書いてあるブログに「どうしてあなたたちは批判ばかりするのか」とわざわざコメントをつけて歩いています。

たとえばはなゆーさんの「越年:スマトラ大津波に対するドイツ首相と日本首相の行動の差異」にこんなコメントが


小泉首相が元旦、5億ドルの無償支援やインド洋海域の津波早期警戒システムの早期構築の為の協力推進・人的貢献の為に消防ヘリや自衛隊の追加派遣の早急な検討等、資金/技術/人材の三点において最大の支援を行う、と表明された事を紹介されないのは何故でしょうか。是非お聞かせ下さい。
投稿者: ゲスト at 2005 年 01 月 03 日 22:18:09


こういう方たちにとっては、税金や自衛隊は、小泉君とその支持者のものになっていて、それを救助に使うことを表明すると「小泉君の善行」になってしまうのです。

初動でのほほーんとしていて後から「国民の税金をさも自分の善意のように表明する」のはいかにもパフォーマンスじみて俺はけったくそ悪いのですが、まーこういった方たちは本当に小泉君がすばらしい人であると思っているので、「なんで悪いことばかり書くんだよう!」と主張して歩くのを抑えられないんでしょうね。でも、苦しい財形の中、無償支援するなら、それをよしとする国民の善意も評価されるべきなんじゃないんでしょうか?自衛隊の派遣も然り。
なんで「首相のすばらしい行動」「みんなが批判しないで褒め称える記事を書くべき」と言って歩かないと気が済まないんでしょうね?

税金も効率よく、成果がある形で使われるならいいけど、こういったことに使われているとなると、経済をまったく知らない俺でも「なんでだよ!」となるし、国の借金はどんどん増えてるし、一昨年あたりから比べるとずんずん目に見えて上がっている税金の額から見て、俺から見てどう見ても善政とは見えない小泉政権を本当に良く評価しているこの方たちは、まるで「ポリアンナ」のように「いいことを探す」人たちに思えます。
でも税金なんかいくら取られても気にしないわーという稀有な方も少ないでしょうし?
もしかしたら納税してない?
ニートとかニートとかニートとか?(笑

税金バカスカ取られても尚「小泉政権はすばらしい!」と言っていられる素晴らしく現実感のない方の論理は理解できないのですが、
心理状況はいささか察することができます。「ゆとり」と称する勉強以外のはけ口がメインとなった教室で「排除されない側」に回るために権力のある方についていくのを生き残る知恵として学習してしまい、染み付いてしまって自分の行動を疑問にも思わないのではないでしょうか?
だから学校では勉強しろって。
世の中楽しいことばかりではやってけないって。<むちゃくちゃ脱線