週刊現代2月5日号、中沢新一氏の連載「アースダイバー」によると、フランスでは今アラブ系のお笑い芸人が流行っていると言う。「こないだまでアルカイダだ、地下鉄テロだってアラブ人というとピリピリしていたのに、いつの間にかテレビをアラブ系のお笑い芸人が占領して、それを見てみんなが笑ってる。絶対に変。」
それを聞いた中沢氏は日本でも実に似た現象が起こっている、と気づく。北朝鮮の拉致事件のせいで、北朝鮮系の人はおろか、韓国系の人まで緊張を強いられてきた、朝鮮半島に対する感情の危険な状況に、中年女性の大群が乱入して、事態を一変させてしまったのである。
「インテリたちが戦後何十年かけてたたかっても打ち倒せなかった壁を、宗教的な熱狂によってあっけなく押し倒し、大衆レベルにおける日韓関係は、もはや後戻りできないような変化が作り出されてしまった」

中沢氏はこの変化を「無意識が理性が理解できないことの本質を直感的に理解し、熱狂や陶酔の力をかりて、自然界にあるバランスを社会に取り戻させるために、むっくりと動き出す」と表現している。

旗旗「韓流ブームの意外な効用」に、韓流ブームによる韓国側の変化も書かれています。

「そんな彼女が今ではすっかり認識が変わってしまったと言うのです。「過去にこだわらず、お互いのいいところは学びあえばいいんじゃないですか」と。「学生運動の闘士」が「日本からも学ぶ」という心境になったのは、日本における「ヨン様ブーム」を見てからだと言います。

自分よりもずっと年上の日本人女性が、韓国の俳優を追いかけて「見れた!」「見れなかった!」とハンカチ握り締めて泣いている姿が韓国のテレビニュースでも放映されました。この女性は不思議な気持ちでそれを見ていたそうです。そしてどのような分野であれ「日本の人達が、初めて『韓国人』を認めてくれた」と思ったんだそうです。「これまで一度でも日本の人達が韓国人を認めたことがあったでしょうか」と。」

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実は俺が入ってる漫画サークルのほうでは5年位前から「韓国漫画を読む」のが流行っていて、韓国に行って韓国の漫画を買いあさってきたり、コミケにいって韓国のアマチュアの漫画書きと交流するのがブームだったのですが、小さな交流にしかなりえなかったのを、大量のオバちゃんたちに大穴を開けられてしまったなあ、とちょっと悔しい思いがします。

やはりおばちゃんパワーにはかないませんな。ほほほほー。

ことしゃんに「密愛」を薦められたのですが、そんな悔しさの中あまり見る気がしません。あっ!ことしゃんがオバちゃんて言ってるわけじゃないから!(逃

(昼から友人が「キングダムアンダーファイアー」をやりにくるのでちと今から部屋を片付けるだー。フランス人(グレッグさん)もお薦めのダークエルフのケツで釣りました。)


メーカー: ジャレコ
タイトル: キングダムアンダーファイア ~ザ・クルセイダーズ