今日は土曜日で二人共会社とも休みだ

部屋でゴロゴロしている

朝から残念なことに雨が降っていた

しかし俺は雨は好きだ

ザーという音、流れる水、静かな街、薄暗い空、低い気温、湿った空気、まさに、晴れが陽なら雨が陰

よく言えば、お腹の中にいたときの記憶にも似た肌触りのような感覚なのかもしれない

俺はそう思っていた

しかしチカは雨が嫌いだった

「なんや、雨かいな、濡れるし傘をささなあかんし、めんどくさいわぁ」いつもそう言っていた

俺は立ち上がり、右手でカーテンを開けてサッシ窓まで開けて広がる外の景色をチョクで見てた「気持ちいいなぁ」


天から地に向け落ちてくる雨粒たち気にもせずベランダから首を乗り出して俺は空を見上げた


すると次第にそらが暗やんで急にピカッと光り2秒あけてドドーンと凄まじい音が響いた

空が割れたかと思うほどの一撃だった

みるみる暗さは増してさらに雷は大きくなり、それどころか遠くない辺りに落ちたかもしれない

同時に雨足は強くなり、風まで吹き荒れた

「凄いな、どうしたんだ」その時、ビカッと光った途端に、俺に雷が落ちた

時は、2921.9.14午後2時

何ということだ