「墨田区客引き行為等の防止に関する条例」は、そもそも憲法違反でナンセンスな条例ですが、同条例を振りかざして、墨田区が強行していること。

◾️道行く人に拡声器で「...宣言店を利用しましょう」などと呼びかけ。
◾️駅前のスピーカーから同様の呼びかけのアナウンス。
◾️駅前の横断幕に同様の呼びかけ文を提示。

いずれも同条例に照らせば違反行為です。

また、当局は違反行為を見つけたら個別に指導などをするべきですが、拡声器を使って、全体に不当な客引き行為であるかのような安易な宣伝を連日続けています。
その内容は、「悪質な客引き」などという言葉を使って、妄想的な誹謗中傷を繰り返しているのです。
健全に働く人たちの正当な権利を侵害し、営業を妨害する極めて悪質かつ低レベルなものです。
このような行為こそが、まさに、同条例や都条例などで禁止している「条例の濫用」の典型です。

さらに、同条例では、「区民等又は事業者が行う自主的な活動の支援等必要な施策」の実施に当たり、「警察その他の関係機関との協力及び連携を図るものとする」と定められていますが、警察の退職者や民間の警備会社が、果たして、ここでいう、「警察その他の関係機関」に該当するのでしょうか。
警察OBや特定の民間会社に、税金を支出して便宜を図っているに過ぎないのではないでしょうか。

そもそもナンセンスな条例ゆえに、墨田区当局が、みずから数々の条例違反を犯していることが全く分かっていない模様です。