数年前に鳴り物入りで導入した高性能防犯カメラ。
プライバシー侵害の危険もあるとして、一部から反対意見もあったようですが、何よりも防犯優先ということで莫大な予算をつぎ込んで盛り場の数カ所に設置しました。
自動的に全方向を鮮明に映し出す高性能防犯カメラです。
導入直後には、都内初！！！防犯カメラの画像を元に執拗なつきまとい行為を続けていた容疑者を検挙した... などとマスコミを動員してテレビを沸かせていましたが...
ところがどうでしょう...
駅前広場は映りますが、重要な道路は横断幕で遮られて何も映りません。
本来なら、通りの奥の方まで鮮明に映るはずですが、これではカメラからは何も見えませんね。
当局は、ただ単に予算を取りたかっただけなのでしょうか。
横断幕の設置を数十センチほど上げるか下げるだけでいいのですが、見事にピッタリとカメラを隠しています。
頭が悪すぎるのでしょうか...？
それとも何か見たくないものでもあって、意図的にカメラを遮断してるのでしょうかね。
みんなの安全安心を守るための防犯カメラなどと説明していますが、実際にやってることはお粗末極まりない感じです。
駐輪禁止のためのブロックは、余ったポスターをベタベタ貼るための掲示板と化しています。
他にきちんと貼るところがないのでしょうか...
見えない道路は無法地帯？？？
このお客様は連れ込まれた後、10分ほどで憮然とした表情で出てきました。
感想を聞こうと試みましたが完全無視されました。
既報のとおり、おじいちゃんは半泣き状態です。