滞在2日目。

この日から予定通り醸造所に訪問します。

訪問先はエノー州にあるデュポン醸造所。

ブリュッセル中央駅から目的地のLeuzeまで約1時間。


道中、日本では見る事の出来ないのどかな田園風景を眺めながら改めて自分が未知の国にやって来たんだと気付かされました。



Leuze駅に着くと輸入元の藤田さんの友人が駅までピックアップしてくれる。

現地在住の日本人女性。

名前はミワさん。


彼女は以前まで東京でビール関係の仕事に携わっていたバリバリのプロフェッショナル。

ベルギービールの魅力に憑りつかれ最終的に現地のベルギー人と結婚したそうな。

旦那様のビル氏はとても紳士的で格好良い男性。

「ミイラ取りがミイラになった」


そう言って笑う彼女は非常に明るく親切で素敵な人だった。

その後、彼女の住まいに招いて頂き、楽しく談笑し、見たことのないビールを拝見させてもらいました。

同時にベルギービールの事を色々教わる事が出来ました。


そしてビルさんが運転する車でいよいよデュポン醸造所へ。

ミワさん、出産されたばかりなのに本当、色々無理をして頂いてすみません。

そして今回僕がこんな大それた事が出来たのは輸入元の藤田さんのおかげ。

毎月発注出来ない僕にここまでバックアップしてくれたのは本当に不思議です。

だってしょうもない小さな酒屋の僕ですよ?

勝手にしろって感じでしょう?

普通は。

だから、藤田さんのおかげで一生忘れる事のない経験を得る事が出来そうなんです。


ありがとうございます。


そして輸入元を紹介してくれた同じ京都の酒屋仲間の井上君にも感謝しています。


仲間と言うか師匠と言うか、、そうですね・・・恩師みたいな人。

四年前の出会いがこうして今の僕を作り上げた。


つまり醸造所の前に自分が居る事が信じられず、泣きそうと言うか、かなりエキサイトしてしまいました。。


デュポン醸造所までは車で10分。

近い。








デュポン醸造所


4代目社長のオリビエさんが遠く離れた世界中のビールファンの為に切磋琢磨してくれています。



赤レンガの古い建物は歴史と威厳を感じる。

遂にあの「saison,dupont」を造っている醸造所に来たんだなぁ。

はっきり言ってめっちゃ興奮した。
















デュポン醸造所では大昔の釜と近代的な釜の2つを同時に使用してビールを製造している。

そのどちらかが欠けてもデュポンのビールは完成しないとの事。


ホップやモルトはドイツやイギリスから輸入され、仕込み水は地下深くから汲み上げて使用している。

また当然無濾過の為、生きた酵母をそのまま瓶内に。


生きた酵母は瓶内二次発酵を促す大事な存在。

二次発酵の後は熟成へと繋がって行く為、大切な肝の部分との事。


だからこそコストをかけてリーファーコンテナで輸入しないと品質保持が出来ないって事。


価格に騙されないようにしないとね。



また無濾過のビールはとても気難しいビール。

貯蔵庫で何週間か寝かしてから出荷される。

疲れたビールを落ち着かせるベッドみたいな存在です。

そして、この貯蔵庫に莫大な費用がかかるとの事。

この後ミワさんとオリビエさんから聞いた話しはベルギービールファンにはとてもショッキングである為割愛させてもらいます。

あくまでも噂だからここでは書けません。

すみません。



ベルギーに来て学んだ事はこれからの自分に生かされお客さんへと繋がって行く事でしょう。

そして、ベルギービールはリレーみたいな存在です。

どこかの区間の走者が手を抜くと、後々そのビールを飲む人がガッカリするのがベルギービール。

でもね、あなたの好きなように楽しむ事が出来るのもベルギービール。


気難しく構える必要なんて全くないってのがベルギービール。

だって、現地の人がそうだったから。





いつも身近な存在に感じれるのがベルギービールの魅力なんだと勝手に解釈した次第。




てな感じで3日目はサンフーヤン醸造所にお邪魔させてもらいます。








不明な点は下記電話番号まで・・・・。


〒611-0002

宇治市木幡南山80-393

コツカ酒販店

TEL 0774-32-4705

FAX 0774-32-4701

(※日によって営業時間やお休みが異なります)




店主 亮平


see ya.....