一軒目の危ねぇハコから無事生還した僕達は全く懲りる事もなく2軒目のクラブを探す。


千切り取られたメモ用紙の地図と睨めっこしながら僕達は、あ~でもねぇ、こ~でもねぇとか言いながら探索を続けた。


別におとなしく宿に戻っても構わなかったけど、なんつうの?不完全燃焼ってヤツ!?


そんなくだらねぇ理由が邪魔して俺達を次の盛り場へと誘いやがった。。


今夜は厳格なイスラム娘のタガを外す!!


これっきゃ、ねぇって感じ?


何でも良いけどよ、兎に角ビール飲まねぇとやってらんねぇくれぇ喉がカラカラだった。


神様に俺らの気持ちが通じたか!?


今度は、あまり迷うことなく2軒目のクラブに到着する事が出来た。


「station3」っつう名前のクラブだった。


洒落乙なネーミング。


エントランスの周りにはマレーのストリートユース共が沢山いた。


今度はダークな感じではなさそうッスね・・。


俺とツトムさんはホッとした。


平日という事もありフロアの客は少なめだったけど日本でも聞きなれた曲が爆音で次々とプレイされていた。


小じんまりしているが危ない匂いは全くしなかった。


僕達はタバコの煙をくぐりながらバーカウンターに行く。


ビールを2つ頼んだ。


ニヤリ(笑)






せぇ~の、


改めまして、2人の出会いに乾杯!!!







グラスのぶつかる音が心地良い・・・。


ごきゅごきゅ・・・・・


くぷはぁ~!!!


やべぇ~。。。


腹の底まで重低音が伝わっていく。


椅子に腰かけながらゆったりと異国の盛り場に腰を据える。


俺は自由なんだろうか・・・?


少なくとも日本に居た時のクソみてぇなしがらみは無かった。


・・・・・・。


ツトムさん、何か良い感じですね・・・・。


えっ、何か言った??


・・・・いや、何もないス・・・。。。


あっそう・・・とツトムさん。


ボケッ!!(笑)


僕達は何とも言えない気分だった。


お互いの事をさらにさらけ出すように話し合った。


俺とツトムさんは全く正反対の性格。


でも妙にウマが合った。


この人は俺のノリに合わせてくれる。


大人だな。


俺は久しぶりに甘えていたんだろうな・・・。


・・・・・・・・・・。


明日、オカンの声でも聞こうかな。


うん、そうしよう。


僕は明日、日本に電話する事に決めた。


ビールのおかわりをする。


僕達が椅子に腰かけながらリズムに合わせて体を揺らしていると沢山の若者が僕達の所にやって来た。


とてもフレンドリーな奴らだな。


一緒に酒を飲みタバコを吸う。


訳のわからねぇ一体感ができあがっちまった。


お前ら最高。


テキーラが注がれて運ばれてくる。


舐めてんのか?(笑)


ガンガンいく。


もういっちょ。


ボケ、全然足りねぇよ。


サンキュー、ブラザー。お前らのおかげでこちとら記憶が飛びそうだ。。。


音楽のリズムがスゥ~ッと体に染み込んでくる。


こうなったらどうでもいい。


体が大きく揺れる。


うっひょおおおおお~!!


俺はツトムさんをフロアの中央まで引っ張り出す。


マレーの若者を引き連れて踊る。


メインDJが俺らの存在に気付きコッチまで来いと手招きする。


日本人か?


お前たちの名前は?


質問に答えていくツトムさん。


俺!?


俺はテキーラ爆弾でダメに決まってんだろがよ・・・。。


するとDJが「今からプレイするサウンドはコイツら2人に捧げる曲だ!!」的な事を言ってくれたと思う。


フロア中のボルテージが一気にMAXになる。


そんで最高にヤベェ曲がかかったんだ・・・・。


それからの俺はあまり記憶がなかった。


ただ、とても気持ちの良い夜だったってのは覚えていた・・・。


チャンネーどころの騒ぎじゃなかった・・・。



不明な点は下記電話番号まで・・・・。


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店主 亮平




つづく