急に決まったインドネシア行き。


シンガポールからも船が出ているみたいだが、次の運航日まで滞在する程、僕の所持金に余裕はなかった。。


それに都会のシンガポールは僕にそれほど滞在したい!と思わしてくれなかったから。


じゃあ、どこからインドネシアに入国出来るのか??


それはマレーシアのマラッカという田舎町。


かの有名なマラッカ海峡のある場所だ。


そうか、マレーシアにあったんや・・・。


へへへ・・(笑)


俺も初めて知っちゃった。


そしてサンセットが有名なスポットだ。


兎に角、俺は再びマレーシアにカムバックする事に。


どの道、サイフーにクソ携帯返さねぇといけねぇし、荷物も置いてきたまんまやしちょうど良かった。


思いっきりリサーチ不足のインドネシア。


正直、怖い。


でも今の俺なら何とかクリアー出来るはず。


考えるのはヤバくなってからでいい。


僕はベッドに入った。





翌朝。


滞在3日目の今日も天気はあいにくの曇り空。


シンガポールの天気はイケてねぇな・・・・。。。


しかし明日はいよいよインドネシアを目指す旅が始まる。


俺の心の中は快晴だ、クソったれ。


で、今日も特に予定なんて無い。


家族やダチのお土産でも買いに出かけてみるか?


うん、そうしよう。


僕はまず、リトルインディアンで朝食をとる。


お香の香りとスパイスのピリッとした辛さが良い感じ。


それとインディアンミュージックも悪くねぇ。


つうか、町の小汚い大衆食堂で食事するのも結構、板についてきたな。


そのあとは土産店が軒を連ねる通りを練り歩く。


時折、太陽がぶ厚い雲から顔を覗かせる。


雨の心配はなさそうだ。


両サイドから入店を促す声が僕の耳に入る。


うるせー、俺の好きにさせやがれ。


人種は様々。


中国系、マレー系、インド系にアラブ系・・・。


見ているだけでおもしろい。


僕は、日本に残してきたあんちくしょう共の顔を思い浮かべながら色んなモノを買った。


金?


ヤバいに決まってるやろ、ボケ(笑)


大切なオカンには落ち着いた群青色のシルク100%のタペストリーを。


兄貴家族には、目の覚めるような鮮やかな配色が見事なペルシャ製の手織りのラグマットを購入。


洗う程、使い込む程に味が出てゆくらしい。


ホンマやろうな?アラブ野郎め。


お土産屋巡りが最高に楽しかったが、俺の生命に関わる痛い出費。。


ますます貧乏指数が上昇するのは明らかだった。。


途中、モスク(イスラム教徒の礼拝堂)にも足を運ぶ。


凸凹珍道中

凸凹珍道中

シンガポールはまるで統一感がない。


実に色んな文化が融合した国だ。


各エリアごとに住む人種が違うような印象。


当たり前かもしんねぇけど日本人からすりゃ訳わかんねし。。



凸凹珍道中


凸凹珍道中

僕がそろそろ一旦宿に帰ろうとした頃には生温かい雨風が街を吹き抜ける。


そして突然のゲリラ豪雨!!


凸凹珍道中
慌てて近くのカフェに避難する。


大粒の雨が数秒で僕の体温を奪う。


少し肌寒い僕はホット・コーヒーとサンドイッチを。


突風が店の中まで入ってくる。


夏なのにガタガタと震える程。。


しばらく待ったが雨は止む気がないらしい。


ラチがあかねぇ・・・・。


僕はサブバックと買い込んだお土産をビニール袋に包み、あまり把握していない道を右往左往しながら突き進む。


宿に到着した頃には僕の身なりは終了していた。


すぐシャワーを浴びる。


超気持ちいい。


マザファカー!!


もうシンガポールに思い残す事は無い。


充分満喫した。


明日の朝はチェック・アウトだ。


つづく