僕はマレーシア通貨のRM(リンギット)をタイを出る時に両替していたので車両の仲良くなったメンバーと後部車両に設けられたビュッフェに食欲を満たしに移動する事にした。


食堂があるなんて、なかなか豪華な列車だなぁと驚いたけど飲み物も食べ物も幾分、割高な印象だった。


当時、1RMがおよそ32円くらいの価値だったからそこから算出して考えてもやっぱ高い。


でも空腹には替えれなかった。


僕はナシゴレンとミネラルウォーターを頼んだ。


ちなみにナシゴレンとは焼き飯の意で、ナシはご飯、ゴレンは焼くという意味らしい。


単純だな。。


そんなどうでもいい事を考えながらふと頭をよぎるのはお金の事・・・・。


どんなルートで旅をするかはある程度日本で考えて出発してきたが予定通りいかないのが現実だった。


シンガポールは物価が高いという情報があったので滞在する気は無かったが、いざ海外に来ると興味が沸いてきやがる。


そう考えると今後もドンドン予定が変更される事は避けられそうにもない。


くそっ、甘く見ていた。。


こんな事ならもう少しお金を持ってきとけばよかったな。


僕が今回の旅の滞在費として用意したお金がおよそ24万。


十分なのか無謀なのか全く見当もつかねぇけど何かヤバい気がする。


どうする!?


・・・・・・・。


しばらく考える。


よし、これしかねぇ。



僕はこの問題を解決する為にとんでもない事を考えついた。


それは仲良くなったマレーシア人のサイフーの家に泊めてもらう事だった。


ダメで元々、やってみなきゃわかんねぇって事で僕はタイミングを見計らって、本題に切り出した!!


あのよ、サイフー?俺、実はあんま金も無いし停まるゲストハウスも決まってなくってさ・・・。


サイフーはしばらくキョトンとした表情だったが、次第に僕の伝えたい気持ちが解ったのか、ニコリと笑って快諾してくれた。


全然OKさ!! 何泊でもしてくれよ。


マジ!?


自分から切り出したくせに驚いた。


なんて親切な民族なん!?


ホンマに良いのか?よっしゃ!!やったぜ、くそったれ(笑)


撤回するんじゃねぇぞ??


僕はマジでホッと一安心した。


言ってみるもんだな。


向こうから泊まらねぇか?はヤバそうやけど、こっちから泊めてくれってのは多分安全に違いねぇ。


こうして僕は運良くホームステイする事に成功した。


こんな経験なかなかできるもんじゃない。


現地の暮らしっぷりってぇのを思いっきり満喫してやるぜ。


つづく