ガヤガヤ聞こえる異国の会話、足音、様々な物音が自然と調和していくと同時に僕は眠りについた。


とは言っても、やはり警戒していた事もあり、爆睡とまではいかなかった。


眠りながらも頭の中はこれからの旅の事で一杯だった。


列車の時間の30分前、僕は目をこすりながらムクリと体を起こす。


周囲の目が気になる。。


はは・・・、やっぱ野宿はみっともなかったかなぁ・・・。。


僕は少し後悔しながらホコリをポンポン払い、切符を持って改札を抜ける。


改札を抜けると軍服姿の男がトランシーバーを持って巡回している。


駅は日本と同じで様々な人が行き交い、アナウンスが響き賑やかな雰囲気だ。


僕は駅構内にある食堂で軽めの昼食を食べる。


蒸し暑い食堂内に何とも頼りない扇風機が回っている。


ハエも多いがもうとっくに慣れっこになっている。


僕はさらに2ℓのミネラルウォーターを購入して食堂を後にした。


それから僕は駅員に自分の切符を見せて乗り場を訪ね、そこに向かった。


列車はめずらしくキッチリ待機していた。


僕は自分の座席(寝台列車)にバックパックをしっかり施錠してから外でタバコを吸った。


すると大きくガコンッ!!という音がする。


何といきなり列車が走りだしやがった!!


僕は急いで列車に飛び乗る!


何とかギリギリセーフ。


ひゅ~、危ねぇ~。


マジ洒落にならんやんけ、ボケェ~(笑)


列車が走りだしても乗り降り部分の扉は開けっ放し。


やっぱ適当過ぎる!!


その後、列車は快調に走りだし僕はいよいよ人生初の国境越えを体験する。


つづく