そして朝がやってきた。カーテン越しから差し込む朝日がやけに眩しい。


今日も暑い一日になりそうだ。


寝起きのタバコを吹かしながらふと何かを思い出した僕。


あっ、シンちゃんにお別れ言うのをすっかり忘れちまってた・・・・(笑)


シンちゃんは今頃バンコクに到着した頃かな?


あ~、しかし俺って何やってんだろ。


ちくしょう、随分世話になったってのに・・・・。。


僕は少し後悔しながら荷物をまとめ始めた。


宿をお昼前にチェックアウトする。


この炎天下の中クソ重たいバックパックを背負って移動するとかやってらんねぇ。。


適当に近くのマクドナルドに入る。


値段は高いが久しぶりに食べたくなった。


キンキンに冷えたコーラ。


たまんねぇ。


腕時計に目をやると列車の時間まで随分ある。


店を出た後、僕は市場のレコード屋や屋台をぶらつき後腐れのないようにハジャイの街を歩く。


さすがに飽きてきたがそれでもまだ時間はたっぷりある。


僕はしかたなくハジャイ駅に向かう事にした。


駅に着いても2時間は待ちぼうけだ。


駅の入り口にはタクシー業者が群れていたので僕は構内に先に入った。


ちょうど適当な日陰があったので僕はバックパックを枕代わりに仮眠する事にした。


大丈夫、警戒はしている。


僕は砂ぼこりだらけのコンクリートの上で大の字になって眠った。


東南アジアに着いた時は日本と全く異なる文化や習慣に驚かされビックリする事も少なくなかったが、今はそんな小さな事には無関心になっていた。


トイレットペーパーがなければ手で拭けばいい。


ご飯にハエが集まってきても手で払いのけて食べればいい。


真昼間から堂々としているドラッグの売人。


ぼったくり共。


キリがねぇ。


でも何かにつけてかなり大ざっぱな人達の暮らしぶりや時間がゆっくりと流れていく日常は最高に心地よかった。


雰囲気も食べ物も全部最高すぎんぜ。


外国に来て思う事。


日本人は保守的な人が多いように感じる。


多くの日本人は遠慮しすぎなんだ。


先入観だけで辞めておけとかあきらめろとかよ・・・・・。


もっと自分てモンを持った方が良いに決まってる。


僕はどんな事にも真剣にぶつかった。


遠慮なんか一切しない。


やりたいようにやらしてもらうぜ。


物事に全力でぶつかった方が後々の人生できっとプラスになるって信じていた。


つづく