お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(48)が監督した「さや侍」など全3作が、“映画の殿堂”と呼ばれるフランス・パリの文化施設「シネマテーク・フランセーズ」で3月23日に特集上映されることが24日、分かった。
故黒澤明監督ら世界の巨匠に限られた特集上映に先駆け、3月7日開幕の仏ドーヴィルアジア映画祭の正式招待も決定。
同8日の上映日に来訪する松本人志は「遠いなんて言ってられない」と欧州のブームにうれしい悲鳴だ。
スイスに続き、フランスからも“招待状”が!
昨年8月にスイス・ロカルノ国際映画祭で喝采を浴びてから約半年、松本人志に朗報が届いた。3月23日に仏・パリの文化施設「シネマテーク・フランセーズ」での特別上映が決定したのだ。
1936年創設で仏政府が出資する同施設は、世界中から集めた4万本以上のフィルムやセットなど膨大な資料を保管。
世界が認める“映画の殿堂”での特別上映は、「羅生門」でベネチア国際映画祭金獅子賞を獲得した黒澤明監督、「うなぎ」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールに輝いた今村昌平監督、米のスティーブン・スピルバーグ監督(65)など巨匠のみに許された栄誉だ。
2007年公開のデビュー作「大日本人」、09年の「しんぼる」、昨年の「さや侍」と3作のキャリアで全作品が上映される松本監督は、異例の“スピード出世”を遂げた。
415席の同施設最大スクリーンでの上映に本人も感激だ。
仏からの熱いラブコールは、ロカルノでの成功が呼び寄せた。
同映画祭名物の縦14メートル×横26メートルの世界最大級スクリーンを使用した野外上映「ピアッツァ・グランデ(大広場)」部門で「さや侍」を上映。
同時に日本人初となる特集企画も組まれ、過去2作も欧州ファンに披露。松本監督の斬新な作風は、スタンディングオベーションを巻き起こした。
「シネマテーク」に先駆け、3月7日開幕の「第14回ドーヴィルアジア映画祭」のメインコンペティション部門に「さや侍」の正式招待も決定。
アジアの注目監督発掘をテーマにした欧州で開催する映画祭として99年に始まったもので、一昨年の「しんぼる」に続く2度目の招待。
果たして“グランプリ”獲得となるか、期待も高まる。
ロカルノ取材で松本監督は、海外の映画祭参加に「遠いとか時差ボケで眠いとか言ってられない。行くしかないでしょ」と宣言したとおり、3月8日に現地で行う舞台あいさつに登場する。
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