さ~今日は長いですよ~なんと言っても「こだわりのユニット選び」ですから![]()
カーオーディオの核となるこだわりのユニット選びですが、
これはスタッフ間でも非常に悩みました。
カーオーディオというものはホームオーディオと決定的に違う点があります。
それはユニット、施工に掛かる費用です。
ホームオーディオの場合は各ユニットの価格も大きくなるうえ
室内への音響用設備を整えると軽く1000万円を超えた費用が必要になってしまいますが、
カーオーディオであれば大幅にコストを抑えながら
理想的な音質と専用空間を造ることが可能となります。
そこでダウンローは考えてみました。
最高級のユニットだけを集めて造ったものが果たして「お客様にとっての最高」なのだろうか?と、、、
勿論、最高級のユニットには理想的なパーツを惜しみなく投入されたモデルというメリットがある反面、
膨大なコストアップは免れなくなってしまいます。
カーオーディオを追求するうえでコストを無視することはできません。
コストを掛ける部分と抑える部分のポイントを見極めて
理想的な音質を手に入れる方法としてダウンローが出した答えがこれらのユニット類です。
| ヘッドユニット | カロッツェリア X | RS-D7xⅢ |
| シグナルプロセッサー | カロッツェリア X | RS-P90x |
| アンプ(2チャンネル) | ステッグ | K2.04 |
| アンプ(4チャンネル) | ステッグ | K4.02 |
| ミッド&ツィーター | ザプコ | CK13.2 |
| サブウーファー | JBL | P1022(25cm) |
| オーディオハーネス | オーディオテクニカ | レグザット |
| オーディオハーネス | モンスターケーブル | パワーフレックス |
このシステムはフロント2ウェイ+サブウーファーのシンプルな3ウェイで構成してみました。
一般的にポピュラーなシステム構成ですが
ツィーター、ミッド、ウーファーのそれぞれがしっかりと鳴らなければ
高域から低域までのスムーズな感じ(つながり)を表現することができないことから
実は最も奥が深いシステム構成とも言えます。
そしてこれらのユニットを使って音造りを行う為のテーマは「原音再生」です。
オーディオの起源は原音再生にあります。
いかに目の前で表現される音楽にリアリティを追及するかがキーワードとなり、
楽器が奏でる至高の空間を凝縮し、表現することがインストーラーの手腕だと考えます。
ダウンローのインストーラーは造形技術以外にも
実際の楽器を使った生演奏を聴けるところへ何度も足を運び、音に対するリアリズムを日々勉強しています。
施工に関しては「基本を忠実に」且つ、
「今までのノウハウをつぎ込み、ユニットの基本性能を限りなく100%に近い状態にする」という内容で取り組みます。
まず、音の入り口であるヘッドユニットですが、
当初、カロッツェリアX RS-D7xⅢか ピュアオーディオシリーズのDEX-P01Ⅱで検討してみましたが、
「音の立ち上がるスピード感」、「繊細な表現力」、「聴き心地の印象の良さ」などを比較した結果、
カロッツェリア Xに決定しました。
プロセッサーに関しても当たり前ですがカロッツェリア XのRS-P90xを使用し
調整面でも万全の体制を整えました。
しかし、調整と言っても本来アナログシステムを設置するような手法で施工をしていくので
プロセッサー側はあくまでも最終的な微調整に使用する隠し味のような意味合いになります。
外部アンプにはイタリア製のステッグを選択しました。
デッキ、プロセッサーを通った音声信号はアンプを介してスピーカーの駆動力へと変化します。
微弱な音声信号を余すところ無く増幅するアンプの仕事量はオーディオの中で最も重要な部分を担っています。
圧倒的な出力から得られる「音」には、目の前で表現されている平面的な音楽を、
まるでそこに立って表現しているかのような立体的な音楽へと変貌させてくれます。
このメーカーを選ぶまでは長い道のりでした。
各メーカーのアンプを聴き比べた結果、
単純なパワー感だけではない 音に包まれるイメージと、
録音された環境をそのまま立体的に表現できる贅沢な一品として評価が高かったのがステッグだったのです。
ダウンローではステッグのフラッグシップモデル マスターストローク(MSK3000)がデモボードで試聴できます。
本来、このモデルを使ったデモカーが良いのでは?という意見もあったのですが、
このモデルは2チャンネルのみのラインナップしか無いので
3ウェイ構成で考えると3台必要となり、
お客様にとってコスト面とスペース面でかなり厳しいリクエストとなってしまうので今回は断念しました。
そこでステッグのKシリーズ 2チャンネルと4チャンネルモデルの起用となりました。
K2.04(2チャンネル)は定格335ワットx2チャンネルというスペックを持ち、
K4.02(4チャンネル)は定格115ワットx4チャンネルです。
これらの配分ですが、スピーカーの中で最も重要なセクションはミッドレンジです。
このミッドレンジに2チャンネルモデルの335ワットを配分します。
つまり、、、
| ツィーター | 115ワット(各両側) |
| ミッドレンジ | 335ワット(各両側) |
| サブウーファー | 420ワット |
ということになり合計1,320ワットのシステム構成です。
ダウンローではミッドレンジがオーディオの鍵を握っていると考えています。
過去のダウンロー カーオーディオ豆知識でも採り上げていますが
アンプの出力に余裕があることで、単純にボリュームが大きくなるのではなく、
スピーカーの駆動に対する歪が低減され より精密な表現力が可能となる為にこのような配分としました。
ここでスピーカーのご紹介です。
使用するスピーカーメーカーはZAPCO(ザプコ)という聞き慣れないメーカーです。
2007年のMES(オーディオショー)でも非常に評判の高かったメーカーでイタリアのESBというブランドがあり
その中でもオットミラというグレードが好評価でした。
このザプコはESBからOEMで供給された言わばESB オットミラそのものなのです。
近年のスピーカーコーン紙の素材にはポリプロピレン(PP)がメジャーになってきましたが、
このブランドはペーパー(紙)コーンを採用しています。
ペーパーコーンの弱点はPP素材のように耐久性を持たせるのが難しい素材でしたが、
技術力の進歩により、耐久性も向上しつつペーパー特有の高音質が可能となったのです。
ペーパーコーンは音を造る素材としては現在の最先端素材でも追いつけない独創的な表現力があり
恐らくMESなどのオーディオショーでも人気が高かった要因ではないかと考えられます。
実はウーファー選びにもこのペーパーコーンへのこだわりが関係しています。
JBL P1022ウーファーもペーパーコーンが採用されていて
フロントステージと組み合わせた時の音の濁りを解消できるユニットとして選択しています。
しかもこのP1022にはあらゆる入力に対応した高剛性のバスケットや
理想的なストローク量を確保した巨大なボイスコイルなど、
ウーファーとしては随所にこだわりの部品を惜しみなく使った構成となっています。
しっかりとした低域を確保することで
「音」の全体像が引き締まった感じになり、重量感があるのにクリアな印象を演出できます。
ユニット間を接続していく配線には音声信号系にオーディオテクニカ レグザットシリーズを、
電源系にはモンスターケーブルを使用します。
レグザットシリーズには随所に繊細な音作りに適した構造が採用されています。
また、車両への装着に対する耐震性に優れている点も見逃せません。
モンスターケーブルには電源、アースケーブルを受け持ってもらいます。
非常に柔らかい芯線は圧倒的な伝送ロスの低減と長期にわたる耐久性維持という点から選択しました。
良質なユニットを揃えることができ、ここからはインストーラーの腕の見せ所です。
これらのユニット類を装着して自分達の考える理想的な「原音再生」に何処まで近づけるか?
完成までの間、ホームページを更新しながら作業状況をレポートしていきたいと思います。