今回の大震災の組合員の被害状況が全美連より報告が有りましたので掲載します。

【東北関東大震災被害状況】
 東北関東大震災の被災地美容組合の被害状況が少しずつですが、わかってきました。
情報が入ってきた分のみ、お伝えします。

〔宮城県美容組合-3/24現在〕
 県組合事務所のビルは亀裂が走り、壁も多数落ちしています。震災発生から2週間、
ライフラインは電気、電話が復旧しましたが、水道、ガスは復旧していません。
 組合員数1,780店舗の内、95%が営業出来ない状況です。
 たとえば、気仙沼支部(組合員数121名)では、組合員の安否確認もできない状況で、ほぼ全員のお店が全壊状態です。
 各県より県組合へ支援物資、ボランティアのお話ももらっています。
物資の場合、宅急便等の営業所どまりとなるため、そこまで取りに行かなくてはならず、
車もガソリンもない中ではそれはかないません。直接、避難所に送ることも、受け取ることも不可能な状況です。
ボランティアについても県組合事務局を通しての受け入れは不可能です。

〔福島県美容組合-3/17現在〕
 福島県浜通りの全域で住居、サロンが流失、倒壊しており壊滅状態です。
消息不明の組合員も多数おります。さらに福島第一原子力発電所の放射能汚染から、
県外へ避難している県組合役員もおります。さらに、県中央、県北、県南つまり会津地域以外はインフラや住居、サロンの損壊が多く、当面居住できない状況です。したがって、営業出来ない方が多数で、県組合事務所が入っているビルも損壊し解体となります。現在は郡山ヘアメイクカレッジに仮事務所を設置しています。
役員の半数が、避難又は住居を失い、営業どころ話ではありません。

〔茨城県美容組合-3/23現在〕
 被害状況を調査したいが、電話は不通、水、食料、ガソリンの入手が困難で、サロン営業はもとより、調査すら進まない状況です。
 とりあえず、避難先から戻ってきた役員から情報を得たところ、
 液状化による再建不能4件、家屋の傾斜4件、店舗半壊9件、店舗一部損壊多数の状況です。