O'shea KNITTING MILLS | dowild<ドワイルド>blog

O'shea KNITTING MILLS

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昨日の話の続きになりますが、アメリカの1900~40年代における初期のスポーツウェアメーカーの歴史もまた、ワークウェアメーカーの歴史と非常によく似ている。

スポルディングやウィルソン、チャンピオンなどの数々のスポーツブランドが台頭した時代だ。

そんな中、メジャーでなくともハイクオリティなアイテムを生産するブランドも多数あった。

大別するとその多くのローカルブランドと、数は少ないが全国規模の大手メーカーに分かれていたワケ。

ワークウェア同様、スポーツウェアに関してもハイエンドなローカルメーカーが多いのが実に魅力的だ♪

もちろんリーやカーハートに匹敵する大手も、激しい競争の中で素晴らしいスポーツウェアを生み出していた。

ソレがスポルディングやウィルソン、ローリングスなどであり、特に「オシェ・ニッティングミルズ」は、最高のクオリティとデザインで多くのスポーツウェアを生産していたんだよ。


O'shea KNITTING MILLS


マニアックな話だけど、ウ゛ィンテージ・シーンではかなり人気が高いブランドなんだよね^^;

1910年頃にシカゴで創立されたオシェは、カスタムオーダーというシステムをいち早く採り入れてシェアを広げていったメーカーだ。

このシステムは、チームカラーやレターを配したオリジナルのウェアを小ロットから手掛けるという画期的なモノだった。

アメリカで人気スポーツの多くがチームスポーツだったため、このサービスは人気を博し定番化していったんだ。

主な取引先は高校、大学、プロのチームなど。

さらにアメリカでは各都市だけでなく、小さな町々にもプライベートクラブなどがあり、その多くは最低ひとつかそれ以上のスポーツチームを持っていた。

そのクラブが裕福であれば、質の高いユニフォームやジャケットをカスタムオーダーしていたというワケなんだよ(^.^)b

オシェの本拠地であるシカゴは自動車産業をはじめとする五大湖工業地帯で、当時は経済的にとても豊かだったエリアだ。

資金の豊かなクラブ等がオシェのクオリティを支えていたんだと思う♪

しかし、第二次世界大戦中の1942年に大手スポーツメーカーのウィルソンに買収されてしまった。

オシェの存在は消えたかに思ったが、ブランドネームは生きていたんだ^^

その後の1940年代後半や1950年代のウェアで“King O'Shea”というラベルのモノがあるからだ♪

今はないウ゛ィンテージと呼ばれる世界での、しかもマイナーブランドだが、現在このブランドのクオリティが見直され、アメリカ国内ではこのオシェのウ゛ィンテージアイテムがかなり人気を集めているんだよ☆


O'shea KNITTING MILLS


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