Horror heroine | dowild<ドワイルド>blog

Horror heroine


Horror heroine


どんなホラー映画にも、恐怖におののくヒロインの存在って欠かせない条件だと思いませんか?

そして大概のホラーヒロインは、恐怖にあらがう術を知らない美少女、あるいは美女と相場は決まっていますよね^^

たとえば'70年代、「エクソシスト」の大ヒットによって、ホラー映画はそれまでのインディペンデントなモノからメジャーな市場を開拓していった。

同時に恐怖描写の添えモノとしてのヒロインの役割にも大きな変化を及ぼし、ただ恐怖にうち震えるだけの存在から逆に恐怖を与えるダークサイド・ヒロインを登場させたんだ。

「エクソシスト」の悪魔に取り憑かれた少女リーガン、「キャリー」のシシー・スペイセクなどは、ホラーの革命的ヒロインとしてその存在は大きい。

'80年代は「13日の金曜日」に始まり「死霊のはらわた」へと至るスラッシャー(スプラッター)ホラー空前のブーム、さらにはホームビデオの普及により、世界中のあらゆるホラーに注目が向けられた。

中でもイタリアンホラーは、美女をネチネチいたぶるそのフェチな変態性と過度な残酷描写で大きく注目を浴び、特に'84年に公開された「フェノミナ」は、当時14歳だったジェニファー・コネリーの過去に類を見ない美少女度により、ホラーヒロインの重要性と再認識を促したと思う。

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そんなホラー映画も'90年代に入り、その手法を出しつくしたのかパロディとして描いた作品が登場するようになってね。

その代表格が「スクリーム」シリーズで、脚本を書いたケビン・ウィリアムソンはさらにホラーの定型とお約束だけで構成したティーンエイジ・ホラーを生み出した。

「ラストサマー」「ラストサマー2」は、いわばその典型であり、ヒロインを演じたジェニファー・ラブ・ヒューイットは、キャッチーな容姿に、ひたすら殺人鬼の恐怖に怯えるかと思えば、気丈に反撃に出るところなど、ホラーヒロインの極端なカリカチュアといえるだろう。

そして'00年代、ジャパンホラーという大波がジャンルを席巻し、アメリカンホラーはソレに刺激されたかのように、かつての名作のリメイクに躍起になり「死霊のはらわた」に薫陶を受け、残酷描写に躊躇のないスプラッタパック(ホラー新世代)の新たな感性がホラーの世界を再び活性化させている。

シャパンホラーのリメイク「ザ・リング」「ザ・リング2」のナオミ・ワッツはそんな時代の象徴として、また実在する殺人鬼を演じてアカデミー賞を受賞した「モンスター」のシャーリーズ・セロンなど、厳密にはホラー・ヒロインとは言い難いが、果敢にこうしたジャンルの映画に踏み込み大きな評価を得たコトは称賛に値するのでは(^.^)b

シシー・スペイセクが「キャリー」でアカデミー賞にノミネートされてから30年以上が過ぎた現在、ホラーヒロインたちはドワイルドな進化を遂げている☆

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