Champion ‐Sweat Shirt‐ | dowild<ドワイルド>blog

Champion ‐Sweat Shirt‐

Champion


デイリーウェア的な存在のスウェットシャツ(トレーナーと言った方が分かりやすい方はその解釈で^^)を着たコトない人っておおよそまずいないよね?

外出時にはもちろん、部屋着としても普段から俺もよく着てるアイテムだ♪

中でもアメリカが誇るスポーツブランド「チャンピオン」のスウェットシャツが保有枚数も一番あるし、大好きなブランドかな^^

同社のルーツは、1918年にニューヨーク州ロチェスターで創業した小さな工場に始まる。

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当初はニット製品だけを扱っていたが、'20年代前半にミズーリ州ウエントワースのミリタリーアカデミーにスウェットシャツの原型となるウール製品の訓練用ウェアが採用されると、その品質の良さが気に入られ、他の商品も製造・販売して欲しいとのオファーを受けたんだ。

そこで考えたのが、当時は洗濯するのに費用と技術が必要とされたウールの代わりに、洗濯しやすくて安く売れる素材を使うコトだった。

そして選ばれたのが安くて丈夫なコットン素材だったというワケ。

いかんせん当時、アスレティックウェアは高価だったので、チャンピオンブランドによるコットン素材の“ウォームアップ用スーツ”は革新的アイテムとなった。

その評判がスポーツクラブのコーチからコーチへとクチコミで広がり、'20年代後半までにチャンピオンは全米の大学へと浸透していったんだ。

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しかし、ユーザーが増えるにつれ、軽視できない問題が大学側から寄せられた。

まずは「体育の授業で貸し与えたウェアを生徒が私物化しないように、管理しやすいウェアができないか?」という要望だった^^;

当時は、洗濯しても消えにくい文字をスウェットのような起毛素材にプリントするのは困難だったんだよね。

それでも学校相手のビジネスこそ事業拡大の大きな足掛かりになると信じていた同社は研究開発を重ね、その結果、数字や大学名などをプリントできるレタリング加工を'30年に開発した。
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すると今度は「スウェットは洗濯すると縮んで困る」という苦情が…(´Д`)

さらに研究を重ね'34年に誕生したのが「リバースウィーブ」というアイテムだ。

俺も持ってるチャンピオンのスウェットのほとんどがコレ♪

当時、セールスマンをしていたサム・フリードランドという人物が顧客との商談中、相手が冗談交じりに「生地の縦と横を逆に使えば、丈は縮まないし、横にも伸びるコトがないのでは?」と言った。

コレを聞き逃さなかったフリードランド氏は歴代大統領のスーツ作りを行っていた店で、裁断の経験があるコトも手伝って、すぐに縦織りの素材を横向けに使い、新しいサンプルを作り上げた。

4年後には特許出願も行い、このリバースウィーブの登場によってスウェット人気にもより拍車がかかっていったというワケ♪

学生たちはアスレティックユースの枠を越え、カジュアルウェアとしてもスウェットシャツを着るようになり、そのスタイルは大学を飛び出し街中にも広まっていった。

やがて終戦からしばらく経ち、'50年代になると、大学のロゴネーム入りのスウェットが再び大人気となる。

カジュアルウェアとしての需要はブームで終わるコトなく伸び続けたので、商品ラインもタウンユースのキャンパスラインとアスレチックラインの2つにも分けた。

ハッキリ言って70年が経過した現在でも、コレを上回るスウェットシャツが登場していないのが事実だろう。

チャンピオンというブランドネームも凄いが、与えられた称号(愛称)「キング・オブ・スウェットシャツ」をその歴史が証明している。

スウェット生地の特性を見極め、その欠点を長所に変えた、まさに逆転の発想♪

この世紀の発明は、まるでドラマのようなドワイルドな話から誕生したんだよ☆
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