Mods
昨日のブログで話したロッカーズと、どうしても切り離せないモッズという存在。
シャンプーのモッズ・ヘアじゃないぞ(笑)
ロッカーズと並行して、1950年代の後半からロンドンのカーナビー・ストリートを中心に盛り上がったスタイルなんだ。
1979年の映画「さらば青春の光」では、当時のモッズ達の姿がリアルに描かれている。
(スティングの映画デビュー作♪)
タイトでスタイリッシュなオーダーメイド・スーツに身を包み、M-51ミリタリーパーカー(モッズ・コート)に髪を下ろしたMod Cut、多数のミラーやライトでデコレーションしたべスパやランブレッタといったスクーターがトレードマークであった。
オートバイと違い、スクーターなら自慢のスーツが汚れないからだ(笑)
昼間は普通の仕事を、夜になると深夜営業のクラブに集まりダンスに興じた彼ら。
ファッションだけでなく音楽にも熱中し、アメリカのR&Bやソウル・ミュージック、スカ、ブルービートといった、レアな黒人音楽を好んだという。
また当時のイギリスに現れたザ・フーやスモール・フェイセズ、キンクスといったロック・バンドはモッズ達の象徴的な存在だった。
ちょうどビートルズを思い起してみると分かりやすいんじゃないかな?
デビュー前は革ジャンにリーゼントのロッカーズ・ファッションだったが、デビューにあたりマッシュルーム・カットにスーツというモッズ・ファッションにイメチェンし成功したのは有名な話。
モッズ達は"自分らしくあるために"、"自分らしさを表現するために"、人と同じであることを拒み、常に最新の物を取り入れていった。
彼らは常に「クール」でなければならなかったのだ。
常にクールであることを意識した彼等が着こなしたスーツは、Vゾーンが狭く極端に細みでスタイリッシュでなくてなならなかった。
このタイトなスーツの着こなしは、今もオシャレな着こなしとして通用しているよね.
Moderns(モダンズ・近代的な者達)またはModernists(モダニスト)と呼ばれた彼らは、やがて省略され「Mods」と呼ばれるようになった。
そのモッズと二分するもう一つの勢力、革ジャン・リーゼントの男くさいロッカーズ。
「さらば青春の光」でも対立し、ブライトン・ビーチでの暴動も有名な話しだ。
でも実際はどうだったのだろう?
モッズもロッカーズも原点は同じ、"我が道を行く"スタイルであるはず。
ちょっとした事が大げさに取り上げられ、対立したイメージになっているんじゃないのかな?
人それぞれ、自分らしくあるために自分のスタイルを貫き通せばいい。
彼らが強く意識した、ドワイルドな「クール」さえ忘れなければ・・・。
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