美大を目指していた時期があって、ちっちゃいころから将来絵で食ってきたいなって思っていたんですけど、
本当にやりたいことは何か、とうんうん考えた末、普通の（っつったらだめなんかな）大学行く事に決めました。
デッサンは嫌いだったんすけど、今でも絵書くのはすきでしょっちゅうスケッチブックにがりがりしてるんで、絵はだいすきです。
という前置きはさておいて、院展見に行ってきました。
日本画。岩絵の具。中学んとき憧れたな～。
絶妙な凹凸感が、たまらん。
あと透け感。はあー。
今回の院展では、すきな絵をみっつ見つけました。
絵はがき買おうとわくわくしとったら、なくてガッカリしました。
はあーあ。
旅の記憶？だったっけなあ、タイトル。
全体暗い緑で、つか植物で、真ん中に赤い花が咲いてる。その下にねこ。
ぱっと見わからんのだけど、よく見ると色んなものがみえてくる。
でけえ魚、鹿の頭、塔、置物、等々。
触りたくてしょうがなくなった。
触ったら、とぷん、中に入れそうな。
二十分ぐらい、じっと見つめてた。
はあー、たまらん。
たまらんよ。
色って、不思議だ。
ちょっと違うだけで、手触りが見える。
自分の色はなかなかに白いけど、マスクしたら分かる程度には黒い。
あー、もう、もう。
かきたいなーつくりたいなー。
今はとりあえず新しい舞台の脚本つくろう。
ストックストック。
絵ってずるいな。
見て、一瞬で、伝える事が出来る。
音楽ってずるいな。
聞いて、声と、言葉で伝える事が出来る。
わたしもずるくなりたい。