下に示しているのはポンド円の日足チャートです。

昨年3月の下落幅を一年かけて戻している相場ですね。

ほぼほぼ回復しており20円ほどの戻りです。

Aの上昇波でN値達成するには上の白色チャネルの突破が条件となります。

水平線では突破しているので一気に上昇を目指すか、一旦A波の高値まで戻すかが見所かなと思います。

白色の線はトレンドラインにとれなくもないのですが、あくまで値幅測定のチャネルです。

 

実は、チャネル値幅には矛盾が生じます。

下のチャートは4時間足です。

Cの上昇波でN値を達成するには、上の緑線にタッチする必要があります。けれども緑線にタッチせずにN値は達成しています。ブルーボックスを2つ描いていますが、同じ高さです。右のブルーボックスより足ははみ出ています。値幅観測者として俯瞰するなら、ラインを移動する必要があるのです。終わったチャートだから移動すべきポイントはわかりやすいですね。

 

 

C波のN値達成が短期間では不発に終わっているので基準にするのはD波となります。チャネルもそれに合わせます。

ちょうどダブルボトムにもなっているので上がってくるのがわかりやすいですね。ここまでが、全体的な環境認識です。もちろん水平線もみていますが、その認識は割愛します。

 

実際のエントリーレベルは15分足でみます。ロングでみると下のチャートです。Eの上昇波でN値を目指すなら下限の緑のラインがエントリー候補になります。目標は146円です。

 

 

しかし、ここでさらに昨日の足の動きや145の強さを考慮しなければなりません。デイトレならショートもありかもという局面です。ただ、ポンドが強いので、ここはロング増しでもいいかと考えますが、まずは欧州勢の参加をみてからの様子見とします。ロングを増す場合は損切り幅が30ピプスくらいになるので、デイトレとしては致命的ですね。黄色のラインを突破した足の安値を下回ったら一旦損切り、再投入と考えて観測を続けます。