ドン底の中で得たものがある。

容姿もお金も心も失ったけど、考え方や世界の見方が大きく変わった。


たまたま私がそうだったのかと思っていたが、とある動画で紹介されていたフローをそのまんま辿っていたので、ドン底経験者は誰しも通る道なのかもしれない。


とても分かりやすいので、気になる方はぜひ。↓

https://youtu.be/pqDKXYnVf7E?si=SuW6H6aGTvdArdRK



①強制終了


これは不可抗力で起こる不運な出来事のこと。事故、病気など様々ではあるが、今まで積み上げてきたものを強制終了させられてしまう。


私の場合、整形で大失敗されることだった。

自分磨きに命をかけてきたのに、努力が無駄になり、積み上げてきた全てが崩壊してしまった。


②アイデンティティクライシス


自己同一性の喪失。自分らしさ、生き甲斐を失い、生きる意味や希望を見失う。


私の場合、綺麗な自分を目指して頑張っている自分が好きだったのに、自らの手で壊してしまい、何のために生きているのか分からなくなった。特に趣味もなく、生き甲斐といえば美容だけだった。自分を責める気持ちで心が壊れ、自分らしさとは何かを見失う。


③変容

考え方が大きく変わる段階。新たに生きる道や生きる希望を見つけて、前進する。


自殺未遂を経験。命は助かるが、初めて死について真剣に向き合うこととなる。

余命宣告され死の恐怖と闘う人々、生まれつきハンデを持ちながらも懸命に生きる人々、病気や事故で体が欠損してしまった人々。


自分が普通の容姿じゃなくなったことで

ある問いにぶつかった。


普通ってなんだ?

不幸って何?


幸せってなんだろう。


自分の物差しで不幸だと決めつけていたけど、幸せを感じない貧しい心を持っていることが不幸なだけだった。

自分の利益ばかり考えて、自分を良く見せることばかり考えて生きてきた。

自分が持ってないものを数えて、不幸だと思い込んでいた。


普通にはなれなくても

周りに不幸だと思われても

私が幸せを感じることができていれば

いいのだと。


生きている。それだけで感謝だ。

あの時死んでいたら今この景色は見れていない。


夜のひんやりとした風を感じるのも

雨の音を聞くのも

柔らかな日差しに包まれるのも


辛い、苦しい

と感じるのも生きているからだ。


死んだら何も感じることはできない。


ないものを数えて不幸だと思うのではなく

あるものを数えて幸せを感じたい。


あんなに来るのがいやだった朝も、

「まだ私、今日も生きている」

と感じながら目覚めるようになった。


この命が尽きるまで

生きていることに感謝し、

愛を感じ、愛を与えて

穏やかな日々を過ごしたい。


死んでいたら見れなかった世界を

見てみたいと思い、また今日も生きる。