登場人物
実母・・・実の母
父・・・昭和6年生まれ 実の父、九州男児、戦前・戦時中・戦後を生きぬいてる人
お母さん・・・大正8年生まれ 育てのお母さん、京都から熊本に嫁いできた
姉・・・17歳年上、育てのお母さんの実子
おばあちゃん・・・父の母、明治生まれ、おばあちゃんも京都の人
父が生死をさまよう経験をして
家にいないひどい娘・・・
お父さんに悪いことしたな・・・
そんな罪悪感を持たない訳ではなかった。
それでも人間とは
自分に都合よくできている。
しばらくしたら
家にいない、以前の状態に戻って行った。
サークル卒業の最後のライブじゃないかな。
いろいろ渡り歩いたなかで
長く続いたピザ屋のバイト。
生地の整え方とか
トッピングとか今でも覚えてる。
同じくらいの年齢
複数の学校から集まったメンバー。
楽しいことも
そうでないことも
まぁいろいろありました。
大学のゼミで
はじめての海外も経験。
韓国に行きました。
その後、好奇心がまさり
行ってみたい！と思った国を訪れるように。
微笑みの国。タイ。
中国。万里の長城。
サンフランシスコ
ハワイに行った写真が出てこない。
そういえば
青春18切符で
国内列車の旅もしたなぁ。
思ったら即行動。
そんなところがあった。
怖がりさんの今と同一人物とは思えない。
結婚してから
お金のことで夫とよくもめてきたけれど
このころは存在給もめっちゃ高かったみたい。
心屋を知って
今は「お金」はダミーで
本当は「安心感」が欲しい。
「私は愛されてない」と勘違いしていて
愛情をもっともっと頂戴よー
って、くれくれ星人だったなぁと痛い(>_<)
今でもついやるときあるけどね。
昔との差は、気付けるようになってきたことかな。
大学生時代は
実母とこっそり会うようになった。
新しい旦那さんとの仕事が
ものすごく羽振りが良い時期だった。
実母と住んでいた弟も
最新のおもちゃ、ゲームを
なに不自由なく手に入れて
お小遣いもたっぷりもらっていたみたい。
わたしもポケベル、携帯と
実母が持たせてくれ
会うたびにお小遣いをもらい
服や靴、小物などごっそり買い与えてもらっていた。
大学生がバイトだけでは
できないような贅沢を
沢山させてもらった。
なんて都合のいい娘・・・
とあとから自分責めの材料にしたり
私を見捨てたあなた（実母）は
そのくらいして当然
と変な正当化をしてたときもある。
実母も罪を償っているつもりも
あったんじゃないかな？
と思う時もあった。
都合がいいところ
調子がいいところ
ひどいところ
冷たいところ
傲慢なところ
我儘なところ
すぐ怒るところ
好奇心旺盛なところ
行動力があるところ
好きな事をやるためのパワー
楽しいことをやるパワー
直感に従っていたところ
etc
あとあと
これは○だけど、こっちは×。
とか変な考え方に陥って
全部、わたしなのに
なかったことにしようとしたり
必死に隠そうとするようになったあたりから
どんどん自分の首を閉めて
悩み苦しむ思考になっていったんだよね。
大学時代のわたしは
そんなこととはつゆ知らず
楽しいを基準に好きな事を謳歌していた。
続く
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