2023/07/13


◎合気観照塾 吹田道場 特別講習


今月のテーマはボールなどで手の感覚を養う


個人的には歩法を練習している内に

「付ける・入れる・抜く」

の感覚が変わってきたので

師匠の「付ける・入れる・抜く」を味わいたい!

という事でした。


ボールを使う事に関して、

初心者には分かりやすい。

しかし

転がる、ボールの弾力で誤魔化してしまう事になりやすい。

寄せと張りの張りを出しにくい。

その為にあやとり呼吸法を使い始めた。


受け手がボールの幅で合気にかかるように持たないと成立しない事が良く分かりました。


そして、


本当は自分で気付いて欲しかった事として伝えて下さいました。


その内容は

私が歩法をしながら感じていた事が繋がっていたので、ぼんやりしていた認識が明確になりました。


今回の内容は歩法をやり続けた方と感覚の共有をしないと文字や言葉が頭に入ってしまって、固定概念がつきかねないと感じました。


隠すと言うよりも意味がないどころか、マイナスに働きかねない。


これが、今まで師匠が伝える事が出来なかった理由と改めて認識出来ました。


私の出来ていなかった事は


歩法の倒れ込みでした。

基本です。

地面を蹴っている事や腕で突いている事を自覚しながら、架式を低くして観察を行いました。


師匠の動きを観ると私の出来ていない事が丁寧に厳密に操作されていました。


合気を受けると師匠の動きがトレースされて、私の動きが変わりました。


センタリングタッチで調整を受けると、今までの余計な動きがイメージで浮かび修正されていく感覚でした。


・面を点にする

・流動的な点のバランスをとり続ける


そうしていく内に、

突きを出す位置を変えると楽に滑り出ていく感覚や、身体の転換をしているだけという感覚が出てきました。

ふと気が付くと、力を抜くと股関節と肩が柔らかくも芯を捉えられるポジションを取れるようになっていました。


その状態での動作はとても気持ちよく、感覚は冴えて体内感覚や空間認識もガラッと変わりました。


こういう経験を重ねて、「脳が最善を予測する」に繋げていく。


本当に興奮した稽古でした。


この稽古後に観察した内容です↓↓



 

 

とても勉強になりました。

また1ヶ月、一人稽古や相対稽古を繰り返して鍛錬しておきます。


お陰様で、また一段と楽しくなってきました。


貴重な経験を本当に有難う御座いました。