やっぱり、こういうことになっちまいましたか



>現役含めて19年間、さまざまな経験をさせてもらいました。常に覚悟を持ってやってきましたし、クラブにもっといい恩返しができれば良かったです。私の力不足。クラブに感謝のひと言しかありません。


感謝するのは、ワッチ等の方です。


2014年、アーニー監督の下でのベガルタは、グズグズでした。監督と選手の間にすき間風が吹いているのは、端から見ていてもよく分かりましたよ。

チームはバラバラで、ゲームの内容もスカスカでした。


そんなぶっ壊れたチームの立て直しを、シーズン途中から引き受けてくれたのが渡辺監督です。

白幡社長から打診されて、きっと、たぶん、ずいぶんと、悩んだんじゃないか思います。

補強も少なく若手の成長もなく、レギュラー陣の年齢は上がっていく一方。チームがバラバラで、どうしようもない状態のチームの監督を引き受けるのは、自分のキャリアにプラスに働くよりもマイナスに働く可能性の方が大きかったんですから。




あの時の社長が白幡さんだったからかもしれない、仙台でプレーさせてもらったという恩義を感じていたのかもしれない、テグさんからの助言があったのかもしれない、コーチとして指導してきた選手を見捨てるわけにはいかないという人情があったのかもしれない・・・。

本当のことはワッチみたいな門外漢には分からんですけど、侠気でもって監督を引き受けてくれたのは渡辺さん、あなたでしたよ。


当時は40歳で、J1最年少監督の誕生でした。

あの若さで、よく決断してくれました。相当な覚悟だったと思います。サッカー人生を棒に振る覚悟を持たないと監督を引き受けられないほどの、最悪のチーム状況でしたよね。

しかし、見事にチームを一つにまとめ上げて立て直し、危機的状況から回復させてくれました。

渡辺監督がいなかったら、今頃万年J2チームになっていたかもしれないですよ。



こんな、田舎の貧乏クラブを、毎年毎年主力を引き抜かれても、他チームで干されていた選手を引っ張ってきては自信を持たせて能力を引き出し、チームを一つにまとめて、ず~っとJ1リーグで戦わせてくれました。

去年は天皇杯の決勝まで連れて行ってくれました。


課題ばっかりのクラブで、やりくりしながらのチーム作りは楽じゃなかったでしょうよ。

今年だって、本当は渡辺監督の目指すサッカーとは違うものだったと思います。目標に掲げた順位に届かなかった悔しさもあったと思います。

それができなかった悔しさは、この間のセレモニーでのあいさつから感じましたよ。

きっと、スポンサーやフロントにも言いたいことはいっぱいあるんだと思います。けど、あれが精一杯の言葉なんだろうと思いながら聞いていました。

指揮を執って6年ですし、長期政権の弊害も意識していたんじゃないかとも思います。



新しいチーム作りも必要かもしれないですけど、選手から信頼され、侠気溢れるリーダーシップで牽引してきた監督がいなくなってしまう不安。先が見えない不安感は大きいです。来季のベガルタはどうなってしまうのか!?


とにかく、ワッチは渡辺監督には感謝しかないです。本当によくやってくれました。
チームの調子が悪くなると、いろいろと言うサポもいますけど、誰がなんと言おうと、ワッチは渡辺監督の功績を高く評価しています。どこに行こうが、ず~っと応援してますよ!


いつかまた、仙台に関わってくれるその時まで、さらばです!(監督辞めて、社長になってくれても良いんだけど・・・)



渡辺監督ありがとうございました!でも、監督が辞めるとチームを離れていく選手もいるかもしれないなぁ・・・って心配しているサポ諸兄はポチッとお願いしやす(_ _)

     

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