クマ
「おい八っつぁん、朝から赤い顔してフラフラしてんじゃねぇか。熱でもあんじゃねぇのか?おめぇは何型だよ。」
ハチ
「なんでぇ!藪から棒に。熱でもあんじゃねぇのかっ?何型だ?って・・・。個人情報だから教えらんねぇよ。」
クマ
「何が個人情報だよ。何型かくれぇ教えてくれたってバチが当たんねぇじゃねぇか。」
ハチ
「まぁ、確かにそのぐれぇじゃ八幡様のバチも当たりはしねぇな。
んじゃな、教えてやらぁ。耳の穴かっぽじってよ〜〜く聞くんだぜ。一回しか言わねぇからな、一回しか。」
クマ
「何をもったいぶってんだよ。早く言えよ。」
ハチ
「俺らぁな・・・、O型だ。」
クマ
「なにぃぃ!O型!?。そんなのあるんか?やっぱおめぇ熱あるんじゃねぇか?」
ハチ
「そんなのあるんか?って何言ってんだよ!。ちゃ〜んと横丁の三左衛門先生のところで調べてもらったんだから間違いはねぇや。」
クマ
「あぁぁ、三左衛門先生か。あの竹の子医者じゃ当てにはならねぇな。」
ハチ
「なんだい、その竹の子医者って。」
クマ
「ヤブにもなれねぇってことさ。ヤブの手前の竹の子止まりのヘボ医者ってことさ。」
ハチ
「まぁ、当たらずとも遠からずってヤツだな。ちげぇねぇや。へっへっへ。」
クマ
「ホントにO型って言われたんかい。三左衛門の竹の子野郎にさ。」
ハチ
「あぁ言われたとも。んで、何をさっきから何型だ〜何型だ〜って騒いでんだよ。」
クマ
「だってさ、うつされたら大変じゃねぇか。おぉぉ、くわばら、くわばら。」
ハチ
「へぇぇ、あれってうつるんか?昨日までA型だったヤツがB型になるとかさ。」
クマ
「あるらしいぜ。」
ハチ
「エッ!そりゃぁ大変だぜ。O型の俺らが明日はA型になるってこともあるんだ。 明日の朝目が覚めたら、障子の桟の埃が妙に気になっちまったりしてかぁ?
んで、クマさんよ、おめぇは何型なんだよ。」
クマ
「ワッチはまだ何型にもなってねぇよ。」
ハチ
「何型にもなってねぇって、おめぇさんは人間かい?犬や猫にだって型があるっていうじゃねぇかい・・・。
エェェ!?おい、この野郎!迷って出てきやがったな!墓石の下に大人しく入ってろっつうんだ!この野郎!」
クマ
「おい!何すんだよ!頭叩いたら痛ぇじゃねぇか!ワッチは幽霊じゃねぇよ!迷って出てきたなんて何言ってやがんでぇ!ちゃんと二本足で立ってるじゃねか!」
ハチ
「おっ、ホントだ足が2本あらぁ・・・。」
クマ
「てやんでぇ、ワッチはちゃんと生きている人間だぜ。それによぉ、名前はクマだけど、犬や猫と一緒にしてもらっちゃぁ困るぜ。死んだおっとうとおっかぁが泣いて悲しむってもんだい。ほら、肉球なんかねぇだろ!?茶色や白の毛も生えてねぇしよ・・・。」
ハチ
「まっ、犬や猫じゃぁなさそうだな・・・。ひょっとしておめぇキツネか!?人間に化けやがったなっ!」
クマ
「違うって言ってんだろ!尻尾なんかねぇだろ!」
ハチ
「むむ、確かに尾っぽは見当たらねぇな・・・・。でもよ、人間なら型があるはずだぜ・・・。
ははぁ〜ん、ことによると、おめぇ知らねぇな?」
クマ
「何を。」
ハチ
「てめぇの血液型よ。」
クマ
「血液型?ワッチはインフルエンザの話をしてんだよ。」
ハチ
「な〜んだ、血液型の話しじゃねぇのか。」
クマ
「やっぱO型のおめぇの話しは大ざっぱ過ぎらぁ。“おおかた”そんなことだろうと思ったぜ。」
2月に入っていよいよ開幕が近づいてきたッスからね、皆様方もインフルエンザにはご注意を!体調万全で開幕ゲームに参ろうじゃありやせんかい!
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