ようやくガソリンの供給が落ち着いてきました

値段は跳ね上がったものの、オープンしているスタンドも増え、行列がなくなりました

ただ混んでいるという状況が一部では残っています

それでも少しだけ待てば給油できるので、正常に戻ったと判断して良いでしょうね




食料品については、かなり回復してきました

ただ店舗によっては品揃えにかなり差が出ています


お店の開店時間もまだまだ短く、夕方遅めに行くと生鮮品はあまり残っていません

ただ牛乳やバター、マーガリンはいつでも買えるようになりました

パンは種類はありませんが、食パンや調理パンも買えるようになりました


供給がまだ追いついていないのは、ビールや発泡酒、缶チューハイなどでしょうか・・・

棚に空間が目立っています




飲食店は毎日毎日、再開するお店が増えています

店内飲食は無理でもお弁当で持ち帰りとか、短時間だけでもオープンするとか、品数は少ないけどオープンするとか、各店舗で違いはあっても活気を取り戻そうと頑張っています


ちなみに飲み所の飲食店もかなり再開しています




水道は前回書いたように、全国の関係職のご協力のおかげで、予定よりもかなり早く復旧が進んでいます


ガスはプロパンに関しては交換も問題なく行われているようです

都市ガスは未だに復旧していない地域があるようです


電気、こちらも日々回復されている様子ですが、未だに停電があるのも事実


電車(常磐線)は毎日線路の点検・復旧をしている様子で、よく作業を見かけます

たしか今日当たりに「いわき」から東京方面が運転再開だったはずです


「いわき」以北「仙台」方面は原発影響で線路の点検・復旧作業もメドがたちません

いつになることやら。。。。。。。。





だいたいこんな感じでしょうか

震災後1ヶ月の市街地の様子です

ただし、これはあくまでも 市街地・中心地域のことです




少しだけ海のほうへ行けば、そこはまだまだ未曾有の災害の生々しい様子があります


舗装道路はあちこちでひび割れ、隆起や陥没していたり、一部が崩落してしまい通行不可です


車が水没したままだったり、船は海から離れた陸地で横たわったり(漁船、巨大船など)


遠目からは綺麗なままで残っていそうな住宅も、一階部分は骨組みだけで、二階はかろうじて残ってても壁は穴が空き家財道具はとんでもないことになってたり

家屋が変な形になってたり、崩れてしまったり、川に家があったり、90度?180度?回転したようになってたり、

基礎のコンクリートの部分だけになっていたり

家なんてあったように思えない地域も広くあります


通れる道は車1台分の幅がやっとで、その両脇には途方も無いほどの「何がなんだか分からないもの」が山積みです


人々は「自分達家族の何かが無いか」少しでも思い出の品を探したいと、家のあった場所周辺を歩き回っています

その中には自衛隊の人もいます

一枚の写真や、賞状、位牌、個人の大切な思い出を探しています


とにかく見たことの無い景色です

酷すぎます

でも忘れちゃいけない事だと思ってます




余震、まだまだ続いてます

たまに あの地震と似た搖れ方の時があると、身構えてしまいます

地響きと搖れの感じで、どのくらいの大きさか別るようになってきました

搖れると、はじめに「これは大丈夫」 「これは嫌な感じ」 と勝手に脳が判断してます


統計によると先日の大きな余震は「あの日前後に最大余震」の能性が高かったそうです


そして今後 3ヶ月後も高いそうです

心に留め置いておこうと思います