会報8 マイ・キューを、科学的に選んでみよう③ | がちびり! ガチでビリヤードを楽しむ協会 会報。

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ビリヤードは、おカネを賭けなければ上手くならない?

そんなの、妄言です! 

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カネなんか賭けなくても、俺達は常にガチだぜ! 熱い球、撞くぜ!!!

さあ! スポーツ・ビリヤードを楽しみ尽そう!

みなさんこんにちは。今日も良い球、撞いていますか?

がちびり! 協会長のKです。

さて、科学で観るマイ・キュー選び・・・まだまだ続きます。


それは、性能が良いことがキューの絶対条件ではない、ということです。


??? 道具は性能が第一じゃねーの?


はい、確かにその通りです。

しかしキューの優等生と言うのは、従順で、自分の思い通りになる存在。

主人に忠実な召使、裏を返せば、無味乾燥な優等生・・・と言うこともできます。


世の中には「じゃじゃ馬馴らし」という言葉があります。
ロデオなんかが、その代表ですね。

あんな暴れ馬の背に、何もわざわざ乗らなくても良いのに・・・乗ってしまう。
さらには、完全に乗りこなそうとする。


そういう快感が、キューの世界にもあるのです。

偏った性能の、癖のあるキューを使いこなす・・・そういう快感、です。

癖のある道具と言うのは、実は結構魅力的なものでして・・・
それを使いこなしていると言う、独特のステータスというか、自尊心が生まれます。


ある程度撞ける様になると、いわゆる優等生タイプでない、ピーキーなキューを欲しがったりします。

それはまた自然の欲求で、そういう感情は私にもあります。


しかし、トーナメントなどの試合で勝敗が関わると、そうも言っていられません。
勝ちたかったら、自分の思い通りになる、癖のない優等生タイプのキューを選ぶはずです。


まあ、頑固な人は、それさえもピーキーなキューで勝ち取ることにこだわり、実際にそれを使いこなし、メチャクチャ強かったりするのですが・・・


個人的な意見としては、やっぱり優等生タイプを薦めます・・・初心者のうちは、特に。


それでもピーキーなキューが良い! と言う人は、そっちを買いましょう。


TADとかが、お薦めです。


まあ、私はそういうキューを持っていませんし、仮に持ったとしても、勝負キューと趣味キューにばっさり分けて使うと思いますが。


そこは人の嗜好なので、私などが口を挟むことではありません。


それでも唯一つ、言うことがあるとすれば、ピーキーなキューを選ぶ時は、

必ず、特筆すべく性能を持っているキューにしましょう。


性能面が鳴かず飛ばずでは、買う意味ありませんから。


惚れ込むだけの突出した性能を持つキューを選びましょう。


さて、まだまだ続く、キュー選びのバット編。


次回は、ハギとインレイのお話をしたいと思います。