日本でUTMFの特番が放映された。
 
イメージ 1
                                                     (画像は、公式HPより)
 
こっちで日本の番組を見られるようにとセットアップしてから渡米してきたのに、
なんとBSは見られないことに、放映当日に気が付いた。
NHKオンデマンドも、海外視聴は不可とのこと。
リアルタイムで観る方法を必死になってネット検索したが、さすがに怪しい方法に手を出す勇気はなかった。
仕方ない。妹が録画したものを送ってくれるのを、楽しみに待っていよう。
 
STYの直後から引っ越し準備でバタバタしていて、結局全然記事にすることができなかった。
でもわたしにとって大切なこの大会。
埋もれさせてしまってはいけない気がして。
特番を機に記事にしてみることにした。
今更感が満載だが、ま、わたしのブログはいつも今更な記事が多いので、この際気にしない。
ほとんど薄れかけている記憶を引っ張り出しながら、準備から何回かに分けて書いてみよう。
長ーい独り言になりそうなので、お時間ある方だけ。
 
 

 
 
わたしがトレランに興味をもったきっかけは、UTMBの特番だった。
ベタすぎて悔しいのだが、事実だからしょうがない。
 
山を走り始めてから3年。
そして、長い距離を走ってみたいなーと思い始めてから1年。
 
この1年、たくさんのロングの大会にエントリーしておきながら、ことごとく棄権してきた。
理由はいろいろ。
 
もっと出たいほかの大会が重なったり、
体調を崩したり、
医師から止められたり、
 
でもイチバンは自信がなかったんだろうなぁって思う。
この2年ほど、仕事で心身共に疲れている時間が多かった。
そこに練習不足が重なると、もうエネルギーは湧いてこなくて。
今までのような無理もきかなくて。
体調不良を理由に、ロングに挑戦することを避けていたんだと思う。
 
正直今回も、棄権をそそのかすいつもの悪魔くんに何度もささやかれた。
昨年の大会中止から1年もあったにも関わらず、結局大して走りこむこともできず。
夜間ランや試走すらできず。
装備もよくわからない。
山登りをしているのにホントに恥ずかしいが、読図もできない。
こんな程度で参加していいのかと何度も悩んだ。
 
やっと重い腰を上げて装備を揃えに行ったお店で、UTMFに参加する店員さんが言ってくれた。
「誰だって初めてはあるんだから。最初の大会がSTYなんてとってもいいと思うよ!」
そして、今までなかなか聞けなかったいろいろな疑問にも答えてくださり、
おまけにわたしの身長や走り方に合わせた装備の工夫なども、本当に丁寧に教えてくれた。
 
装備を全部揃えて、もう一度じっくりコースマップや関門の時間などを見直して。
そしたらやっと参加の実感が湧いてきた。
だから本当のところ、初めて心からわくわくすることができたのは出発前日だった。
 
 
結果は携帯投稿の通り。
みなさんの温かい応援コメントのおかげで、負傷や故障することなく、関門の危険に怯えることもなく、
無事にゴールすることができた。
 
ゴールした瞬間、「あ、できたんだ」と思った。
もちろん達成感もあったけど、不思議なことに、それよりもほっとした気持ちが強かった。
確かな手ごたえを感じた23時間。
高いと思い込んでいた壁の向こう側に、新しい世界が見えた気がした。
 
82キロで何をそんなに大げさなと思われるかもしれないが、
わたしにとっては、逃げてばっかりだった弱気な自分に終止符を打つことのできた、大切な大切な大会。
 
 
もちろん、このままでいいなんて思っていない。
ちゃんと地図は読めるようにならなきゃいけないし、
装備だって振り返る点はいっぱい。
もっと知識と経験を積まないと、仮に距離は延ばせたとしても、山での安全は確保できない。
 
もっと長い距離を走りたいから、そういうことも頑張ってみよう。
そう思えるようになった。
 
 
幸い、なが~~~~~~~~い距離を走られるブロ友さん方が何人もいらっしゃるので、
とってもとっても心強い。
アメリカにいる2年で、少しは成長できるだろうか。
STYへの挑戦がくれた自信を、次につなげていきたいな、と思う。
 
 
イメージ 2
 
 
 

 
 
さて、次回は、スタートや装備のあたりを書こうかな。
いったい何回シリーズになるのかわかんないけど、久々に連載だー♪