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2週間前に突然ふってわいた夏休み。
 
 「夏休みとれそうなんだけど・・・」
 
 「ほんと!? どこ行くどこ行く~~~~♪」
 
 「その前に、背中治るの?」
 
 「うっ・・・・・・・・・・・・・・治すもん! 絶対に治すもん!」
 
そんなやりとりの末、その日のうちに行先を決め、翌日には飛行機と最終日のシャモニーの宿を予約した。
まさに鉄砲玉!
 
アマゾンで地図とガイドブック (日本語なし! メインはフランス語  ) を買い、
日本の方のブログをめぐり。
全く未知の山域をこんなに短期間で計画するっていうのはかなり大変だったけど、
計画を立てている時間ってやっぱり楽しい。
ただ、背中の痛みを治すべくパソコンから離れることが絶対使命だったため、
情報収集には本当に苦労したけれど。
 
チューリップ赤 行先をTMBに決めた経緯はこちら
 
 
 
 
今回はわたしたちにとって夏山縦走10周年。
ひょんなことから山歩きを始めるようになってまだわずか10年だが、
少しずつ少しずつステップアップしながら1週間の夏山縦走を続けてきた。
ちょっと振り返ってみる。
 
 
2003年 尾瀬(燧ヶ岳・至仏山) [小屋泊]
 
2004年 大雪山(旭岳~黒岳) [小屋泊]
 
 
2006年 大雪山(旭岳~黒岳~トムラウシ) [避難小屋泊]
 
             ミルフォードトラック <ニュージーランド> [ガイドツアー・小屋泊]
 
 
 
2009年 北アルプス縦走(槍ヶ岳~薬師岳~立山) [テント泊]
 
2010年 北アルプス縦走(燕岳~槍ヶ岳~薬師岳~立山) [テント泊]
    達成までに数年かかった、念願のコース!
 
夏山縦走のまとめの意味もこめて、営業小屋の一切ないこのコースを選択
 
 
 
 
いやー、しかし。今回は本当にキツかった。
この10年間の夏山縦走の中で、イチバンつらかったような気がする。
何がそんなにつらかったんだろう、っていろいろ考えても、これ!という決定的な要因は見つからない。

ただ全体を通して言えることは、
 
 出発直前までの3週間、安静のため食べて寝るだけ、という生活をしていたため、
  体力・筋力がガタ落ちだった
 
  どんなに慣れている装備でも、いつでもそれが最善とは限らない!
 
 今までの縦走はせいぜい80kmくらいだったから、単純計算しても倍の距離だったことになる。
  それに加えて、7日間と10日間の違いはけっこう大きかったのかも。
 
 そして、そもそもTMBはテント縦走することはほとんど想定されていないことを、
 実際にコースを歩いてみて実感。みなさん小屋泊まりなので。
  1日の歩行距離をもっと延ばせればよかったのかもしれないけど、バテバテのわたしには
 今回の行程が限界だった。
 
 
今回の旅には小さな反省点がちょこちょこ散りばめられている気がするので、
そのあたりも振り返りながら記事を書いていけたらいいかなーなんて、思っている。
 
大変だったことを並べてしまったが、
でもそれ以上に 本当に本当に楽しかったー!!!
 
前日までの悪天候が嘘のような最高の天気に恵まれ、
ヨーロッパアルプスの雄大さを肌で感じた10日間だった。
実物がすごすぎて、それをどのくらい写真でお伝えできるのか自信がないが、
ほんのちょっとでも雰囲気をお届けできたらうれしいなと思う。
 
山旅10周年。
景色も楽しさも苦労も反省も、10年のしめくくりとして文句なしに盛り沢山だった。
 
だらだらと長い連載になるかもしれないが、おつきあいいただければ幸いです。
 
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