<前の記事> 嵐の後に
電気が使えるって なんてステキ☆ としみじみしながら、のんびり部屋でPCに向かってます。
さて、けっきょく3日間停電が続いたわけですが。
さすがにこれは長い方だよーって、こっちの人も言ってました。
下のグラフと文章は、エネルギー白書2010 (第1部 第1章 第4節) からの引用です。(大きくなります)

2000年代のアメリカの停電時間は87.39分/年となっており、英国に次いで長時間の停電が発生しています。また、停電回数は0.87回/年で、英国の水準を上回っています。
2000年代の日本の停電時間は26.38分/年で韓国に次いで短く、一方、停電回数は0.19回/年で最も少なくなりました。
このデータは2010年のエネルギー白書からなので2011年の分は入っていませんが、
震災を機に、日本のエネルギーへの考え方は大きな変革を迎えるのでしょうね。
さて、これだけ停電の多いアメリカ。
短い停電は、きっと今後も何回かはやってくるはず

振り返ってみて、何がイチバン大変だったか。
ズバリ、冷凍&冷蔵庫の食品
ミーさんご指摘の通り、冷凍庫&冷蔵庫にはたくさん食品が入っていたため、守ろうと必死になってしまった。
そもそも、こっちの肉や魚は1パックが大量である上に、
前日、車に乗せてもらえたためかなりたくさん買い物をしてしまったのだ。
そして、1か月かけて少しずつ集めた大切な大切な調味料。
37度を超える中に放置はできん!
生ものの肉と魚類から使い切るようにし、今までにないくらい豪華な食卓!
それ以外はなるべく扉を開けないように開けないようにして生活し、翌 日曜日の朝。
意外と冷蔵庫の密閉性が高いことがわかり、余計に諦めきれなくなった。
もちろん冷凍庫のものは全解凍されていたが、冷たさは残っている。
これなら数日いけるかも!と思い、店を数件まわって氷を購入!
炎天下の中、相方と2人で20分歩いて持ち帰る 

溶けた後に水浸しにならないように、ジップロックとペーパータオルを駆使し、冷蔵庫に押し込み、保冷。
またまた開閉を極力減らすこと1昼夜。
翌 月曜日。
相方を仕事に送り出した後、
(これだけ広域停電でもふつうに仕事があるらしい。むしろ職場は完全なる自家発電が働いているため、快適だとか…)
冷蔵庫を開けると、溶けた氷で中はびしょぬれ~~
ジップロックに入れておいたからまだ良かったのかも。
さすがに前日の夜は暑かったからなー。
仕方ない、昨日の店に行って氷を再調達!!
大きい保冷バックを肩にかけ、RUN 
ちょっと遠いから、こういう時に車がないのは不便だなー。ま、でも走れるし一石二鳥か 
炎天下を、保冷バック持った小っちゃいJapaneseがてってけてってけ。
何気にいろんな人に振り返られているような気もするが、まぁ気にしないっと 
開店30分後にたどり着いたその店先には 「NO ICE」の文字が。
なんてことー
そこにたどり着く前にも、既に2件はないことがわかっている。
さて、これは氷探しランに変更だ 
どこに行っても、「ないね~」「次いつ入るかはわかんないよ~」と(もちろん英語で)言われ、
1か月で知ったスーパーや酒屋さんをめぐること6件目。
やっとのことで氷を発見 


10袋とか買ってるおじさんを羨ましそうに見つめてもしかたないので、とりあえず、2袋!
いや、もうちょっと持てるかな? 3袋
いやいや4袋いっちゃえー


保冷バックには全く入らず。 店のお姉さんに笑われた

ん? これって買占めっていうのかな??
でもなー、みんなが欲しがってるわけでもなさそうだし、「おひとり様○個まで」とか書いてないし、
うーん、よくわかんない。
こっちではこういう時、遠慮して2つまで、とかするもんなのかなぁ?
それとも、欲しい人が欲しい分だけ、が、普通?
えーん! アメリカの常識はわかんない!
でも、考えてる間に溶けちゃいそうなので、家まで運ぼー 
1袋3.6キロ × 4 

重たいなー。山用リュックで来ればよかったかなー。でも、そうしたら走れなかったしなー。ぶつぶつ。
汗はポタポタ流れるけど、両手がふさがっていて拭けないしー。
時計見ていないからわかんないけど、30分くらいは歩いたかな。
やっと家に到着 
新しい氷を冷蔵庫につめこんで、任務終了 
はぁ、家を出てから2時間以上かかってしまった。
今日の走行距離は4キロ 
でも、その後15キロの重さの氷を持って歩いたし、英語も頑張ってしゃっべたし(関係ない?)、
これでよしとしよう (こんなんだから、みんなみたいなすごい距離にはならないのか・・・)
この日の午後に電気が復旧したので、溶けきらなかった氷が残ってしまった。
氷探しの頑張りがもったいないのと、また次にいつ停電になるかわかんないのとで、
一応、冷凍庫に残しておいてみることにした。
今は全部食材を使い切ってしまったので、冷凍庫はほぼ空っぽだしね。
また食材が増えてきたら氷は捨てよう。
とりあえず3袋、確保。 入らなかった分は、さようなら。

残っていた塩サバと、火が通っている冷凍食品(もちろん完全解凍済み)を、開通祝いに全部平らげた 
氷効果でこの猛暑の中を乗り切りわたしたちの胃袋に納まった食材の量たるや、半端ない。

肉魚以外の、野菜や調味料、乳製品は、見た目も、臭いも、味も、大丈夫そう。 よし!努力の甲斐あり 
(アメリカでは食品の期限は自分の五感だけが頼り、ということをこの1か月で学びました)
これにて、食料の難題は全て解決 
ちなみに、ほかの人はどうされているのかなーと思って、日本の方にきいてみた。
氷が溶けたら冷蔵庫の中が大変なことになるし、もう諦めて全部捨てちゃうよ。と。
ふーむ、そういうもんですか。
たしかに。潔く全部捨ててしまえば、こんなに食品のことをあれやこれや気にかける必要もなく、
ましてや炎天下の中を氷を探して走り回る、なんてこともしなくていいわけだ。
毎食、外に食べに出ればいいだけのこと。
なるほどー。
さんざんここまで食品保冷の頑張りについて書いてきたが、もしやこれが最善の対処法か!?
次回は要検討ですな 
さて、あと大変だったのは、暑さ 
連日37度を超えるこの地域。
みなさんいろいろ対策をされているよう。
ホテルに宿をとって避難したり、職場に行ったり、ショッピングモールに行ったり、飲み会したり、
普通にゴルフしたり走ったり(笑)
停電が日常のアメリカでは、大きい会社や店舗、ホテル、マンションは、
何日も持たせられるくらいの自家発電を持っているところも多いときいた。
逆に、持っていないところは、閉店。

一戸建てだと、自宅に小さい自家発電機をお持ちの方も多いとか。普通にホームセンターで売っているらしい。
我がマンションも、1階とエレベーターは通常通り。
なので、マンションのロビーに避難する人も多数。充電待ちでここは常に満席。

近くのホテルのロビーも、この通り快適♪ (遠慮がちに、小さ目…)
なので、日中はなんとでもなる。
汗でびしょびしょになっても、水シャワーを浴びればさっぱり。
問題は夜。まさに熱帯夜。全然気温が下がらない。
もう3日目の夜は、防犯とか羞恥心とか関係なく、かすかなタイルの冷たさと風を求めてこの有様。

日本から持ってきたうちわがせめてもの救い。(なんで持ってきてるんだろう…)

そして、問題は脱水。
冷蔵庫を開けたくないので、水は外に出しっぱなし。もうお湯みたい。
冷たいのを買ってきても、5分もしないうちにぬるま湯になる。
そうなると不味すぎて飲みたくなくなる。出て行ってる汗の量に比して明らかに足りない水分量。
これはもしや、氷は冷蔵庫に入れるんじゃなく、飲料水を冷やすことに専念させた方がよいのでは??
氷の使い道は、やっぱり検討が必要だ 
ほかに必要なものは。明かり。
前任者が、たくさんのキャンドルを残していってくれた。
ロマンティックな夜を楽しむためのアイテムかと思いきや、そうか!停電対策!

でも、2日目の夜に気が付いた。そうだ! わたしたちにはこれがある 
夜中の山道だって走れちゃうくらい明るいんだぞ 

これ、逆に真冬
はどうなるんだろう。
やっぱり寝袋は必需品よね。これがあれば暖はとれそうだ。
ガスか卓上コンロがあれば、あったかいものは作れるし。
ただ冬は水が使えなくなることもあるらしいから、そのあたりの対策は必要そう。
あとは、パソコンのデータ消滅さえ気を付けたらいいのかな。
嵐
と 大雪
の日には、シャットダウンは必須。
うん、なんとかなりそうではないですか
それ以上のことは、経験しながら学んでいきましょ。
さすがに初日は、状況がさっぱりつかめずにちょっと動揺してしまったけど、
こんなもんってわかれば、まぁ、あとは割り切って楽しく過ごせそう 
忘れないようにと思って、書き連ねました 
毎度、長文すみません。読んでくださった方、ありがとうございました