縦走中にみなさんからいただいたコメントに、やっとお返事させていただきました。
すっかり遅くなってしまってすみません!
さて、1泊目の裏旭キャンプ指定地。
テントを張ったらまずすること。それは水の準備。
北海道の山旅と言って最初に思い浮かぶのは水。
北海道という選択肢に対して一瞬躊躇するのも、これが原因。
北海道の山は、水がとてもキレイなイメージがあるのだが・・・
山の地図の水場マークの横には「要煮沸」と書いてあることが多い。
あらら、ちょっと見づらいですね その原因はエキノコックスという寄生虫。
そしてそれを運んでくるのが・・・↓
<相方撮影>キタキツネ!
エキノコッスス症とは、エキノコックスという寄生虫によって引き起こされる
感染症の1つである。
キタキツネの糞に混じったエキノコックスの卵を水や食物からヒトが経口感染
することによって起こる人獣共通感染症である。
卵は人の体内で幼虫になり、肝臓に寄生する。肝臓内で増殖し、致死的な肝機能
障害を引き起こす。
《Wikipediaより一部抜粋》
つまり、北海道の山で生水を飲むと、卵が体内に入ってしまう可能性があるのだ。
どのくらいの確率で卵が入っているかは定かではないし、危険性は低いという説もあるが、
やっぱりリスクは回避したい。
数年前の、旭岳~トムラウシまでの縦走の時は、ひたすら煮沸した。
煮沸することで卵は死滅するので、この方法は確実。
でも、これには3つ問題がある。
1つめ。翌日の行動中のための水を確保するのに手間がかかること。
煮沸して冷まし、また煮沸して冷ます、をくりかえして、2人分の水を準備する。
1日3リットル×2人分。これがけっこう大変。
2つめは、冷たい水が飲めないので、気持ちが萎えること。
これ重要。雪解けの冷たーい水が流れているのに、ごくごく飲めない悲しさ。
3つめは、手に入る水が、いつもきれいな流水とは限らないということ。
特に、トムラウシを過ぎてから後半は、カエルの死骸が浮いてる溜まり水を
飲むこともあるとのウワサも!
さて、これを解消するための NEW アイテム が、こちら

浄水器。その名も、ドリップデリオス-4 & スーパーデリオス
ドリップデリオスは病原細菌<大腸菌(O-157など)、コレラ菌、赤痢菌や
サルモネラ菌など>、カビや原生動物(エキノコックスなど)で汚れた水や
濁り水もユックリ浄水、安心して飲めるキレイな水に変えます。
《説明書より抜粋》
こんなに優れものです! すごすぎです! 
どんな泥水もきれいになります!
存在は知っていたものの、今まで使用した経験はなし。
今回初めての購入。
大きいデリオス(ドリップデリオス)1つ、
小さいデリオス(スーパーデリオス)2つを持参。
雪渓の雪解け水を汲み、ポタポタと浄水。

何リットルも浄水するのに、ずっと手で持っているのは非効率
と、
こんな方法で↓

さぁ、水が溜まるまで,写真撮影 
ふと目をやると、向こうの方が一部分だけピンク色!
何だろう・・・???
ちょっと望遠。

もう少し望遠。

エゾコザクラの群生! これぞ北海道!!
わたしの望遠レンズではここまでが限界
と思いきや、
相方はいつのまにか、はるばるお花畑のそばまで行って撮ってました。
ということで、その写真を拝借(勝手にごめんねー
)
<相方撮影>
<相方撮影>【エゾコザクラ(蝦夷小桜)】

幼稚園児のおえかきのような(笑)コザクラの姿が、わたしは大好き。
心がなごみます。

陽の光を受けて浮き上がるピンク色にしばし見とれ、
きらきら輝く雪渓を見上げ、
疲れも癒されたところで、そろそろ夕飯の時間。
山のご飯は、主にアルファ化米。
加熱調理後に乾燥させたもので、軽くて保存性が高い。
お湯や水をいれるだけでご飯になる。
約15袋(正確には覚えていないです・・・)のアルファ米を持参。
夜は白飯でおかずを充実させ、朝昼は味付きのものを、というのが今回の予定。
初日の夜は、どんぶり
ガバオ風 と ロコモコ風

お湯であっためて白いご飯にかけてできあがり!(簡単すぎてごめんなさい
)
生卵は持って来られなかったので、目玉焼きは省略!
この写真、あんまり美味しそうに見えないなぁ
あとは、豚汁 


生タイプのこの豚汁はちょっと重いけど、具だくさんで元気が出るので、
昨年からテント泊の時に毎回登場。
そして、ふだんから乾物好きのわたしは、山にも必ず高野豆腐を持って行く。
軽くて栄養価も抜群で、満腹感も得られるので、かなり重宝。
もうひとつ、栄養価と言えばゴマ! これも毎回必須の食材。
さらに今回は切り干し大根も仲間入り。
あとは、乾燥ねぎと七味唐辛子。
さて、調理開始。(と言ってもあっためるだけですが
)
高野豆腐と切り干し大根をぐつぐつ。 水で戻す必要は全然ないんですよ
乾燥したままお湯の中に放り込みます。
付属の具材と味噌を入れ、ねぎと七味もたっぷり。はい!できあがり!
お腹が満たされたところで、寝る準備。
山では、太陽と共に寝起きします 
明日からの長い行程に思いを巡らせながら、就寝。
おやすみなさ~い 