さて、大会当日。






















ミドルコースはスタート地点がちょっと離れているので、バスで移動。
鏑木さんも来てくださり開会式。
「今日がトレランレース初めての方~?」と声がかかると、
なんとなんと半分以上?の方の手が挙がってびっくり!
初めての大会が神流なんて幸せだね~って、相方とこそこそ。
いよいよ出発。

スタート直後、一瞬下りますが、すぐに登り。ひたすら登り。
(前回のグラフと同じものです。大きくなります。)
スーパーロングやロングほどではないですが、鏑木さん曰く
「ハイライトが最初に来ます!」

身体が軽い♪ こういう時、登山していてよかったなーと思う。
とんとんとん、と、うきうきして歩く。

トレイルのあちこちに、こんな風にコメントがある。
これが本当に励みになったし、ペースを考えるのに役に立った。
そうだよね、マイペースでね。
ふと心拍数を見ると、何やらとても高い。
登りはこのくらいで抑えよう、って思っていた数字よりもずっと高い。
う~ん、これは途中でバテちゃうんじゃないか・・・? と思うが、
身体は軽いし、楽しいし、もっとペースを落としてのんびり歩こうっていう気に
どうしてもなれない。
え~い! このままいっちゃえ~~~!!
バテたらそれはそれで、景色楽しみながらのんびりゴールすればいいや。
ってことで、心拍数バクバクのまま、とっとこ登る。

鏑木さんの合い言葉。「楽しむ勇気を!」

金色の林が疲れを癒してくれる。

はい! 頑張ります!!

とうとう最初の登り終了!
ここがロング/スーパーロングとの合流点。
色の違うゼッケンの選手たちもちらほら。すごいな~。
LAST20キロ ・・・まだ3キロしか来ていない・・・
このあたりで、昨年も参加したという女性と会った。
「とってもいい大会だったから、364日、この日が来るのを楽しみに待ってたの!」
ととってもうれしそうに話される。
「この先が最高なのよ!」との言葉。登りで疲れた心にパワーチャージ!
しばらくお話しながら並走し、別れを告げる。
この先の、364日待ってたという最高のトレイルが楽しみ♪
景色も最高!! 立ち止まらずにはいられない!

※走りながら撮っているので、撮影は全てオートです ^^;
雰囲気だけでもお伝えできればいいのですが・・・
とはいえ、傾斜がゆるやかになっても心拍数は全く下がらず、心臓はバクバクいいっぱなし。
足もだるい。ちょっとめげそうになったところで休憩所!? なんたる誘惑!(笑)

と、林道から再び山の中へ。

落ち葉で、ふっかふかのトレイル。なんて気持ちいいんだろ。
根っこがいっぱいの山道も楽しくって嫌いじゃないけど、このふかふかの感触は
もうたまらない!

「このトレイル、いい感じでしょう!」
はい!!! とっても!!!
今回のこのレースで使われるコースの大半は、古来より山深いこの地の住民の皆さんの生活を支えてきた道です。しかし近年、過疎化や産業形態の変化で廃道となり埋もれてしまった道も多くありました。それを多くのボランティアの皆さんの献身的な整備で再生できました。
(神流マウンテンラン&ウォーク OFFICIAL PROGRAM より引用)
薮を漕ぐようだった道なき道を、ここまで走りやすく整備してくださった方々の努力に、
本当に頭が下がる思いだ。
登って登って、ついにコース最高地点!

さぁ!ここからはいよいよ下りがメイン!!
ふっかふかのトレイルを、ひたすら下る!!!

空気が金色に染まっている。その中を一気に駆け抜けるのは、
もうなんとも言えない気分 








走りながら、楽しすぎて、気持ちよすぎて、もうにやにやが止まらない!(笑)

たったかたったか、極上トレイルを駆け下りる。
山を抜けロードに出たところで、この景色!

そして、ミドルコース唯一のエイドが見えてきた!

うわさ通りの、なんたる豪華なエイド!!


いつもは、エイドでほとんど食べることのないわたしだが、美味しそうで我慢できない!
おそばも、花豆も、幸せの味~♪
みかんもパクパクっといただき、元気がモリモリわいてきたー!
さて、残りも楽しむぞ~♪
最高の景色を眺めながら持倉を後にする。
ご家庭の軒先でいただいたリポDのおかげで、さらに元気がどどーっとチャージされる。

さて、再び山の中へ。
再び一気に下る。もうスピードを抑える足の力もなくなってきて、とにかく駆け下りる。
止まることもできず(笑)写真はなし。
下りなのに、もう心拍数は2時間以上同じ数値を示している。
いや、むしろ登っている時より上がってる!?
このあたりで、同じミドルの女性の方と会う。
「今ゴールに行ったらまだすいてるから、鏑木さんに握手してもらえるかもね♪」
と言われ、
すいてるの? わたし、前の方なの??
え・・・・・・・・・
今まで前の方なんか走ったことのないわたしは、何がなんだかよくわからない。
でも、どうやらわたしの前には何十人もいるわけではないらしい。
もしかして20位とか入れちゃうのかなー 
ちょっぴり欲が出てきてしまった。
間違いなく、この欲が、1週間の筋肉痛を引き起こした要因である。
そう、これ以上追い越されてなるものかー!とスイッチが入ってしまったのである。
動かない足を無理矢理引きずり、のんびりは止めて、スピードアップ!
やっとのことで見えた最後の表示。そして、最後の登り。

このあたりから、足が突然動かなくなり始めた。
そして、木の根につまづいて転倒。
・・・と! ピッキーン
左足をつってしまった
大会で足をつったのは初めての経験。
さて、これはどうしたらいいんだ!?
練習ならここで終了だけど、ゴールはまだ先 
しかもせっかくここまで前の方で走ってきたのに・・・
痛くて痛くて動けないが、焦る気持ちを抑えて、とにかく伸ばしてみる。
男性のランナーさんたちが、どんどんわたしを追い越して行く。
「大丈夫ですかー?」と声をかけてくれる何人もの声に、泣きそうな心が救われる。
少しずつ動けるようになって歩き始めてみる。
いいのか悪いのかよくわからないけど、とりあえず走れそう。
よし!行っちゃえ!
再び走り始める。足はもう自由がきかないけど、ここで歩く気にはなれなかった。
負けず嫌いな自分がむくむく。
やっと左足の痛みが取れてきた頃。
今度はバランスを崩した拍子に、右足が ピッキーン
もうイヤ~~~~~
自分の実力を超えて走ってしまってるんだろうなぁ、と冷静に思う。
今までこんなに足がつらかったことなかったなー。
わたしの練習量で走れる限界はこのあたりなのかも。
ふんばりがきかなくなっているので、とにかくケガをしないように注意していこう。
と言い聞かせる。
でも。やっぱり最後まであきらめたくはな~い!
遅くても走りますよ~


転ばないように集中し、残りの山道を駆ける。
やっとのことで、ロードが見えた。
あと1キロ町中を走ったらゴールである。
町の人たちの応援をきくと、町に戻ってきた~!という思いが湧いてくる。
これは、UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン:わたしの憧れのレース)の
シャモニーをイメージしての演出かなー。
みんなが、旗を振って応援してくれる。
泥だらけの手袋を脱いで、わたしも手を振って答える。
おばあちゃんたちとハイタッチをしていたら、どんなに苦しくっても自然に
笑顔になってしまう。
でも、この最後のロードは、本当に足が前に出なかった。
こんな経験は初めて。
町中でなければ、間違いなく歩いていたであろう、あの1キロ。
ホントにホントにつらかったなー。
町の方達の応援と、それから、追い越して行く男性選手たちの「あと少しだよー」
という言葉に支えられて、なんとか歩かず走り切った。
そして
ついについに ゴール 



ゴールでは、鏑木さんが待っていてくれて、握手してくださった。
鏑木さんは、この後もゴールに立って、戻ってきたひとりひとりを迎えてくださっていた。
さて、結果
なんとなんと、
女子年代別で10位以内に入ってました~~~~!!!!
初めて見た1桁の順位に、ただただビックリ。
あんなに楽しかった極上トレイルに、順位のおまけまでついてきて、
もう最っ高の1日だった。
もっともっと楽しく走るために、もっともっと練習しよ 


きれいな夕焼けに見送られ、帰宅。

神流町のみなさま、ボランティアのみなさま、参加者のみなさん。
そして鏑木さん。
あの時間を共有した全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
最高にあったかい2日間でした。
本当に本当にありがとうございました!!!!!

はい!来年もまた参加します!!!