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岩手県             
 県木:南部赤松   県花:桐の花   県鳥:雉(キジ)



さて8県目。
今回は秋田への帰省を利用して岩手県へ。
最近はずっと1泊で帰省していたので、なかなかこの途中下車、というオイシイ手が使えなかったのだ。
今回は連休にて、盛岡で1泊してから帰省。


岩手県の旅は、行き先がずっと前から決まっていた。花巻。

花巻と言えば、
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宮沢賢治。

なぜ、ここを選んだのかというと。



思い起こせば、わたしの初めてのひとり旅は小学5年生。

その頃は岩手県盛岡市に住んでいて。
夏休みの自由研究に、大好きな宮沢賢治のことを調べてまとめようと思ったのだ。

花巻までの電車を調べ、綿密な計画表を作り、ドキドキしながらその日迎えたことを覚えている。

今思えば盛岡から花巻なんてたいした距離でもないのだが、あの頃、電車は非日常的な乗り物であり、市内バスしか1人で乗ったことのない小学生にとっては大冒険だったに違いない。

あの頃は「ひとり旅」という言葉すら知らなかったに違いないが、あの小旅行が始まりな気がしてならないのだ。

その時の自分にもう一度会ってみたくなった。

そんなわけで、花巻。



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まずはイギリス海岸。

海岸と言っても、実際は北上川沿いの地形のこと。
水位が下がった時に現れる白い岩肌がイギリスのドーバー海峡のようだと、宮沢賢治が命名。
賢治が農学校教師時代、生徒を連れてよく訪れ、クルミの化石などで地学の実習をしたと言われている。

岩手に住んでいた頃には一度も行ったことがなかったが、いつか見てみたいと思っていた。
「渇水期にしか水面に出てこないため、運がよければ見られる」というガイドブックの言葉に期待をこめる。

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川辺に着くと。

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川は、悠々と水をたたえて流れている。海岸の気配すらない。


帰り道、タクシーの運転手さんにきくと、今はもう見えることはないのだという。
上流にダムができ、一定の水量が流れ続けているため、川の水が枯れることはないのだと。

そっかぁ、もう見れないのか…。
なんだかとてもさみしい気持ちになった。



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次は、あの時訪れた、宮沢賢治記念館。
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館内は撮影禁止なので、カメラをおいてぷらぷら。

修学旅行だろうか、小学生がいっぱい。みんな展示を見ながら必死で
メモをとっている。

宗教、とか、科学、とか、農業、とか、地学、とか、わたしでも読み飛ばしてしまう説明の数々(苦笑)

こんなに難しいことたくさん書いてあるのに、何をそんなにメモしているんだろう。読んでわかるのかなぁ。と思い、そこではたと気付く。

そういえば、あの時のわたしも必死にメモをとっていたっけ…。
子どもには子どもの目線で、見えるものがあるのかもしれない。



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賢治記念館を出て、花壇や日時計を眺めながら、賢治の森をゆっくり下る。
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宮沢賢治イーハトーブ館。
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賢治童話がたくさんおいてあり、グッズもいっぱい。ずっとほしかった朗読CDを購入し、大満足。
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童話村。
(パンフレットの絵や写真は、童話村のスタッフの許可をもらって転載しています)

銀河ステーションをくぐると、
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そこは宮沢賢治の世界。


これが村全体の様子。
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賢治の学校
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ゲートをくぐる。ここには星座がちりばめられている。
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賢治の学校には5つの部屋があって、そのスタートはファンタジーホール。
真っ白くて、まるで異空間。椅子に座ってしばし癒される。
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次は巨大万華鏡でできた宇宙の部屋。
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そして天空の部屋、大地の部屋、水の部屋、とつづく。
上手に写真がとれなかったので、村でもらったパンフレットの写真を。
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天空の部屋は、床面に画面が埋め込まれ、のぞくと自分が風になったような不思議な感覚。

大地の部屋は、昆虫、小動物、草木などの巨大ジオラマの世界。

水の部屋は、水が揺らめく中に自分が立っている感じ。



そのほかにも、いろいろな工夫で童話が紹介されている。
あ!注文の多い料理店!
扉を見たら、新潟の旅を思い出した。
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賢治の教室は、全7棟のログハウス。
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賢治童話に登場する、植物、動物。星、鳥、石、について、学ぶことができる。
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賢治童話には、こんなにもたくさんの自然界のものが登場するんだぁ・・・。
今更ながら、でもしみじみと感じた。



園内には、ふくろうの小径や妖精の小径などもあって、もっとたくさんのんびりしたい感じだったが、大雨に降られて断念。



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最後は、なんだか妙に居心地のよかったイーハトーブ館に戻り、新幹線までの時間を過ごすことにする。

ポストカードがたくさんあってわくわくする。
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恒例の手紙書き。
誰もお客さんがいなくて、受け付けのお姉さんと話しながら、のんびり時間を過ごす。
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童話村のあの幻想的な空間も、イーハトーブ館も、誰もいなくて、そこの雰囲気まで丸ごと独り占めできた気がした。
感覚ミュージアムに続き、平日に旅ができる幸せをしみじみかみしめる。




【おまけ】
こんなお茶を発見。かわいすぎ♪
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