撮影で大幅に遅れたコースタイム。
やっとのことで祖父岳に登り始める。

そして、ブログの方も、やっとのことで祖父岳に登り始める・・・(汗)



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中腹から見下ろすと、先ほどまで自分たちがいた雲ノ平が一望できる。
薬師岳も真っ正面に見える。
その向こうには雲海。

ちょっと登っては振り返り、またちょっと登っては振り返る。

↓白過ぎ(^^; ごめんなさい。
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以前、雲ノ平のテント場から祖父岳に登る登山道は青い矢印だった。
けれども今は、道の荒廃が進み通行禁止になっているため、雲ノ平のまっただ中を通って(赤い矢印)、ここまで来ることになる。
普通に歩けば、赤と青は5分や10分の違いなのかもしれない。
しかし実際は2時間の遅れ。これが赤の(=雲ノ平の)マジックである。

そして祖父岳の頂上には、さらにわたしたちの足を留めるものが待っていた。

広い頂上の向こうに広がる、北アルプスの山!山!山!

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今まで、正直名前すら知らなかったこの山は、北アルプスの展望台と呼ぶにふさわしい、雲ノ平のシンボルだった。

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ケルンのそびえる広々とした頂上と、そこからの展望にすっかり魅せられたわたしたちは、ここでまたまた1時間近くを過ごすことになる。

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後ろ髪を引かれる思いで、祖父岳を後にし、高天原を目指す。


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雪渓の輝きを、陽に照らされる花たちを、黒部川の最初の一滴を、吹いてくる風を、身体全体が心地よく感じる。

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ところが一転、樹林帯に入ると展望はなくなり、ひたすら下るのみの2時間。

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重たいカメラを2つ持ってがんばっていた相方も、ついに音をあげた。
片方をザックにしまい込む。

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転ばないようにと黙々と下ばかり歩いていたが、見上げると空は変わらず青い。
元気をもらって、また歩き始める。



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時期によっては涸れることもあるという水晶池。
この日はなみなみと水をたたえ、水晶岳の姿を映していた。


ここまでくれば、あと1時間弱で高天原山荘だ!


裏→表
 第14回「祖父岳の虜」http://blogs.yahoo.co.jp/tatooclimber/49765791.html
 第15回「雫から激流へ」http://blogs.yahoo.co.jp/tatooclimber/49942704.html