スイス庭園に真っ青な空が広がる。
相方に「どこを撮っても同じ」とバカにされながら、それでも空を見上げてはシャッターを押してしまう。
あまりに気持ちよすぎて、なかなか前に進めない。
キャンバスいっぱいに大きく体?默をうねらせている龍の姿。
(見えますか? 右側の真ん中あたりが頭で、左回りにぐる~っと)
王家の紋章?
それとも、大きく羽ばたいて飛び立とうとしている鳥の姿?

キャンバスの下には連なる山々がくっきり見える。
右側手前から、水晶岳、赤牛岳。
祖父岳に流れる星の軌跡。
「雲ノ平」の名前にふさわしいこの景観。
でも実は「雲」ではなく「蜘蛛」という説があることを、以前コメントしていただいたことがあった。
北アルプス黎明期の縦走紀行である、大正6年発行の『日本アルプス縦断記』には、ガイド役の林蔵の話として、雪解け後の雲ノ平は草の生えぬ土地と水の貯まった湿地が残り、それが緑に覆われた地に手足を広げたように見える、という話が出てくる。この話から、雲ノ平が、もとは「蜘蛛の平」だったということも考えられる。 (三宅岳著 YAMAPシリーズ11 より引用)
ここまでで既にコースタイムの倍以上の時間が経過。
今日は高天原温泉に入って、また雲ノ平に戻って来なきゃいけないのに・・・