2022年のサッカーワールドカップは、ベスト16でクロアチアに惜敗。
今大会ではドイツに勝ち、スペインに勝ち、世界との差を感じさせない戦いぶりだったが、
結果はベスト16の壁は超えられなかった。
クロアチアは前大会準優勝国。
その意識の差は大きいように感じた。
日本はグループリーグは超えても、今までその先に進んだことがないチーム。
実力にはほとんど差がないばかりか、
ほとんどにおいて日本は実力で勝っていたように思えた。
しかし、PKで負けた。
サッカーのPK戦はほとんど運だと思われている。
日本もそう思っているのではないか。
しかしクロアチアは明らかに、その「運」と思われているPK戦でさえ
コントロールしているように感じた。
クロアチアは
前回大会では決勝トーナメントになってからは延長戦の連続で、
嫌というほどPK戦の大事さを知っていた。
だからその細部にわたるまで磨いてきたように思う。
クロアチアばかりでなく、今回、優れたキーパーは
予選リーグでもPKを止めていた。
以前、確かオランダの代表監督だったと思うが、
延長戦終了間際にGKを変えたことがあった。
PK戦専門のGKなのだ。
結果、PK戦で勝利した。
次回の北アメリカ大陸大会(仮称)では
日本はベスト16の壁は必ず突破する。