昨日の夜から五時まで飲み会だったせいか、今日は2時に起きた。
起きた瞬間、“なんか家の様子がいつもと違う”
自分の部屋からだと駐車場が見えるのだが、いつもよりうちに止まってる車が多いのだ。
とりあえず、リビングに行ってみる。
そしたら空気が非常に重い。空気の重さは二十三年生きてきて何度か感じていたのだが、この空気の重さは今までのとは違った。
リビングには、じぃちゃん、ばぁちゃん、かぁちゃんがいる。話してる。
何だ?今までこんな光景見たことねぇぞ。と思いつつリビングのドアを開けて、リビングに自分は入った。
そしたら、かぁちゃんが、自分にちょっと来てといって椅子に座らせた。
“おぃ。おぃ。何か悪いことしたのか”と内心ハラハラしながら一言めを待った。
そしたらかぁちゃんが口を開いた。
『おじいちゃんが不倫をした。』とかぁちゃんが言った。
自分は思わず、『え。。何それ?意味わからん。』と言った。
マジで意味がわからんかった。“あの年で不倫?しかもじぃちゃんが。。信じられん。”と普通に思った。
うちのじぃちゃんは、めっちゃクールでかっこよくて、全く知らない人が見ればただのヤクザの長みたいな感じなのだが、女に関しては、興味がないんじゃないんかと思うくらい侍のような人だった。
そんなじぃちゃんは自分の憧れであり、尊敬できる人だった。
かぁちゃんの話を一通り聞いた。不倫は、二十三の自分でもわかるくらいの分かりやすいものだった。
じぃちゃんに対しての憧れは、一瞬にして崩壊。
普通にカッコ悪く見えた。
話を聞き、自分が話さないといけない雰囲気になり、自分はじぃちゃんに口を開いた。
『じぃちゃん、何やってる?もう残りわずかの人生を楽しみたいのはわかるが、他の人に迷惑をかけないでくれ、それにばぁちゃんを悲しませないでくれよ。もう先あんまないんだがらそれだけはやめてくれ』と言った。
孫の言葉は、じぃちゃんの心に響いたのか、今まで全く謝ろうとしなかったじぃちゃんが、小さな声で『すまん。』と言った。
とりあえず、それがきっかけに話はいい方向に進んでいった。
でも終始ばぁちゃんの顔は、悲しそう、泣きそうな顔だった。
見たくなかった。いつも笑顔でいるばぁちゃんのあの寂しそうな顔は、本当に見たくなかった。
今日はばぁちゃんはうちに泊まるらしいのだが、自分がばぁちゃんにできることは何かとか色々考えた。
なんもできない。できるわけがない。とりあえず、一緒に飯を食おう。
起きた瞬間、“なんか家の様子がいつもと違う”
自分の部屋からだと駐車場が見えるのだが、いつもよりうちに止まってる車が多いのだ。
とりあえず、リビングに行ってみる。
そしたら空気が非常に重い。空気の重さは二十三年生きてきて何度か感じていたのだが、この空気の重さは今までのとは違った。
リビングには、じぃちゃん、ばぁちゃん、かぁちゃんがいる。話してる。
何だ?今までこんな光景見たことねぇぞ。と思いつつリビングのドアを開けて、リビングに自分は入った。
そしたら、かぁちゃんが、自分にちょっと来てといって椅子に座らせた。
“おぃ。おぃ。何か悪いことしたのか”と内心ハラハラしながら一言めを待った。
そしたらかぁちゃんが口を開いた。
『おじいちゃんが不倫をした。』とかぁちゃんが言った。
自分は思わず、『え。。何それ?意味わからん。』と言った。
マジで意味がわからんかった。“あの年で不倫?しかもじぃちゃんが。。信じられん。”と普通に思った。
うちのじぃちゃんは、めっちゃクールでかっこよくて、全く知らない人が見ればただのヤクザの長みたいな感じなのだが、女に関しては、興味がないんじゃないんかと思うくらい侍のような人だった。
そんなじぃちゃんは自分の憧れであり、尊敬できる人だった。
かぁちゃんの話を一通り聞いた。不倫は、二十三の自分でもわかるくらいの分かりやすいものだった。
じぃちゃんに対しての憧れは、一瞬にして崩壊。
普通にカッコ悪く見えた。
話を聞き、自分が話さないといけない雰囲気になり、自分はじぃちゃんに口を開いた。
『じぃちゃん、何やってる?もう残りわずかの人生を楽しみたいのはわかるが、他の人に迷惑をかけないでくれ、それにばぁちゃんを悲しませないでくれよ。もう先あんまないんだがらそれだけはやめてくれ』と言った。
孫の言葉は、じぃちゃんの心に響いたのか、今まで全く謝ろうとしなかったじぃちゃんが、小さな声で『すまん。』と言った。
とりあえず、それがきっかけに話はいい方向に進んでいった。
でも終始ばぁちゃんの顔は、悲しそう、泣きそうな顔だった。
見たくなかった。いつも笑顔でいるばぁちゃんのあの寂しそうな顔は、本当に見たくなかった。
今日はばぁちゃんはうちに泊まるらしいのだが、自分がばぁちゃんにできることは何かとか色々考えた。
なんもできない。できるわけがない。とりあえず、一緒に飯を食おう。