雨に叫べば

 

~2021年~

監督:内田英治

R-18

 

 

 

 

 

 

主な出演者

 

・林花子(新人女性監督)・・・松本まりか

・須藤楓(落ち目の主演女優)・・・大山真絵子

・奥村順三(脚本)・・・本田博太郎

・井上研二(企画)・・・渋川清彦

・橘芳正(プロデューサー)・・・高橋和也

・渡辺四郎(チーフ助監督)・・・矢柴俊博

・太田清(撮影)・・・相島一之

・佐藤よしえ(撮影助手)・・・モトーラ世理奈

・三田村権蔵(照明技師)・・菅原大吉

・柳楽浩太(録音)・・・森下能幸

・金子勇介(特機)・・・濱田岳

・瀬川新二(アイドル色が強い主演俳優)・・・須賀健太

・北山知子(新二のマネージャー)・・・ふせえり

・樋口和人(新進俳優)・・・矢本悠馬

・河合道夫(映検調査官)・・・大和田伸也

・花子の母親(回想シーン)・・・染谷有香

・幼少の花子(回想シーン)・・・佐々木みゆ

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

 1988年、新人監督の林花子は撮影現場で意味不明のテイクを重ねていた。スタッフたちは不満をぶつけ、花子は意気消沈していた。絡みのシーンをめぐって2人の俳優の意見が食い違ったり、映倫のレイティングに引っかかったりで追い込まれる花子。さらには監督交代を告げられ・・

 

 

 

 

 

 

レビュー

 

 舞台設定が1980年代ということで、ハラスメント的なことが横行していた時代。そうでしたよね、私もその時代を生きてきた1人ですから、セクハラ・パワハラは当たり前的な感じでしたね。学校でも先生のけつ叩きは愛情の印、でも結構痛かったな・・

 

 当作品は2021年製作。なんですが劇中、スタッフたちがたばこを吸いながら仕事しているシーンは昔を思い出しました。デスクに灰皿、面談中もモクモクでしたからね

 

 なんとなく、映画「蒲田行進曲(1982年)」を連想させる映像。松本まりかさん演じる新人監督の林花子がみんなからいじめられ、監督の立場ってそんなに低いの?なんて思いながら観てました

 

 物語はその新人監督を中心に、男女の絡みのシーンや落ち目女優の渾身のシーンをめぐって展開します。お偉さんたちが現われて監督交代を告げられた花子に、スタッフたちはどうしたのか?撮影は無事終了したのか?そんな内容です。興味のある方は是非ご覧ください

 

 大和田伸也さん演じる映研調査官が現われるシーン、映画のレイティングってそうやって決まるの?詳しくない私には新鮮でした。ちなみに当作品はR-18です

 

 さて、松本まりかさんは正直あまり知らなかった女優さんでした。現在40歳、ということは当作品出演時は36、7歳ですよね。超びっくり、だって鑑賞中はずっと20代だと思って観てたんです。とても綺麗な女優さんですね