ゴールド・パピヨン

 

~1984年 フランス~

原題:Gwendoline

英題:The Perils of Gwendoline in the Land of the Yik-Yak

脚本・監督:ジュスト・ジャカン

R15+

 

 

 

 

 

 

 

主なキャスト

 

グエンドリン・・・タウニー・キティン

ベス・・・ザブー

ウィラード・・・ブレント・ハフ

女王・・・ベルナデット・ラフォン

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

 行方不明の父を探しにアジアの地へ乗り込んだグエンドリンと召使いのベス。ところが誘拐されてしまう。そこへ勇敢ウィラードが現われ2人を助けた。3人は砂漠へたどり着き、さらには魔境の地へ。そこは謎の女王が支配する女だらけの都だった

 

 

 

 

 

 

 

レビュー

 

 「エマニエル夫人」「チャタレイ夫人の恋人」を手掛けたジュスト・ジャカン監督の最終作、フランス映画です

 

 前半はアクション(カンフー)シーンも含めたホラー要素濃いめ、後半はまるでイタリア映画「CALIGURA」や江戸川乱歩美女シリーズ「天国と地獄の美女」のエロスの園を思い起こさせるような展開

 

 アクション、ホラー、アドベンチャー、ファンタジー等いろんなジャンルが楽しめるエロティック・ラブストーリーって感じですね

 

 黄金の蝶を追って行方をくらました父を探しにアジアの地に乗り込んだグエンドリン。まずこの設定が笑える。監禁された2人の前に現われたのは、男も納得の超イケメン:ウィラード。カンフーは様になってなくまた笑える。そりゃ、イケメンで勇敢な男に助けられたら女もイチコロですよね

 

 前半は結構グロいシーンもあって、なんとなく私好み。助っ人を頼まれたウィラードは、いやいやながら金のために同行することに・・ウィラードは勇敢なんだけど、いい奴なのか悪い奴なのか??

 

 結局父は死んでいたというオチに、今度は自分で黄金の蝶を求めて秘境の地へ。上半身裸の女たちやダイヤを盗もうと処刑された女たち。女女女の訳の分からない地でウィラードに子孫を残させるというアホな展開、笑っちゃいますね。もう一捻りほしかった後半です

 

  この作品を未鑑賞の方、どんな映画なのか大体想像できたでしょうか?私はこんなばかげた映画が好きなんですよ。まぁ興味のある方は是非ご鑑賞ください。最後に、結局はラブストーリーなんでしょうこの作品は(笑)