※始めに必ずお読みください
こちらのコーナーでは、これまで観た映画やドラマで特に記憶に残ったシーンをピックアップしています
劇中のあるシーンやラストシーンなどなんでもあり
したがって、物語の重要なポイント(いわゆるネタバレ)に触れることがありますので、未鑑賞作品の場合、ご注意願います
悪魔の手鞠唄
鬼首村の亀の湯女将の青池リカを尋ねた金田一耕助と磯川刑事。20年前の事件を追うことになる。その後、手鞠唄になぞって起こる連続殺人。詐欺師恩田は何者か?由良家の泰子、仁礼家の文子と殺害され、魔の手は別所家の千惠へ。意外な展開に誰もが驚く!
石坂浩二版の第二弾「悪魔の手鞠唄」。前作「犬神家の一族」の大ヒットを受けての製作でこちらも大ヒットとなりました。シリーズの中で私はこの作品が一番好きです
手鞠唄になぞって起こる連続殺人。一番の歌詞で由良家の泰子、二番の歌詞で仁礼家の文子が殺され、3人目の犠牲者が出たところからの・・・。
今回の記憶に残るシーンはバリバリのネタバレです。どうぞ、この作品を観たことがない方は、ここでブログを閉じて実際に作品を観てくださいね。そしてまた私のブログに戻ってきていただければ嬉しいです
※ この作品を未鑑賞の方でこれから観ようと思っている方はこの先に進まないことをお薦めします
自分の子、里子を殺めてしまった真犯人の青池リカを演じた岸惠子さんの演技が忘れられません。憔悴・落胆しきっているリカの元へ、殺されるはずだった千惠(仁科明子)が現われます。お二人とも、とびっきりの美人ですね
リカの打ち明け話に思わず涙ぐむ千惠。そしてリカが向かったのは沼。引き上げられたリカを見守る人々たち。そこへ、リカの子歌名雄が現われます。真犯人を知らない歌名雄は、里子と恋人泰子を殺した真犯人の元へ怒りを持って向かいます。引き止める磯川刑事を振り払って見たのは母親の死。思わず目をそむける人々
残り約20分からの一連のシーンは、記憶から消えることはないでしょう
【中古】 悪魔の手毬唄/石坂浩二,岸惠子,若山富三郎,市川崑(監督),横溝正史(原作),村井邦彦(音楽)