トラウマ/鮮血の叫び

原題:Trauma

 

1993年:イタリア・アメリカ合作

監督:ダリオ・アルジェント

 

 

 

 

 

 

主なキャスト

 

オーラ・ペトレスク・・・アーシア・アルジェント

デヴィッド・パーソンズ・・・クリストファー・ライデル

アドリアナ・ペトレスク・・・パイパー・ローリー

ジャド医師・・・フレデリック・フォレスト

ロイド医師・・・ブラッド・ドゥーリフ

グレイス・ハリントン・・・ローラ・ジョンソン

トラヴィス刑事・・・ジェームズ・ルッソ

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

 デザイナーのデヴィッドは、投身自殺を図ろうとしていた少女オーラを救う。そのオーラの両親が何者かに首を切り落とされ死亡した。2人は犯人を追うが次々と起こる首切り殺人。オーラの消息が絶ったその時、真相が明らかに・・

 

 

 

 

 

 

 

レビュー

 

 アメリカ産ホラーも好きですけど、イタリア産ホラーって面白いんですよね。この作品「トラウマ/鮮血の叫び」は合作。監督は大好きなダリオ・アルジェント氏

 

 どうしても「サスペリア」「サスペリア2」と比較してしまうんですけど、劣るのは仕方ないです。だって私のホラー鑑賞史上、この2作品はナンバーワンといえるくらいの作品なんですもの

 

 監督は「トラウマ/鮮血の叫び」を製作する上で「サスペリア2」を意識したんでしょうねぇ。鑑賞者自身が犯人を観ている前半のシーン、そしてラストの真犯人の最期。サスペリア2を思い出さずにいられません

 

 特筆したいのは、監督の愛娘アーシア・アルジェントが主演だということ。ヌード(美乳)も披露してくれるし、演技も完璧だったですよね

 

 次々と起こる首切り殺人。あの首切り機械なんでしょうねぇ・・おもちゃみたいで笑えます。犯人は何で首にこだわっているのか?ラストで真相が明らかになります

 

 なるほどねって感じでした。ジャッロ映画はストーリーが破綻しているのも多いのですが、この作品は犯人の動機や犯行手口からしっかりしたストーリーだったと私は思いましたね。そういう意味では犯人捜しや謎解きも楽しめるのじゃないでしょうか

 

 最後に、主演のアーシア・アルジェントが演じたオーラの母親役は、あの「キャリー(1976年)」でキャリーの母親役でもあったパイパー・ローリーでした