秘蔵版 日傘の女
1984年
監督・脚本 宇寿木純
R-18
主な出演者
お雪・・・親王塚貴子
金田駒造・・・喜田晋平
北村・・・中海加津治
おたま・・・松本麻里
おしず・・・桜川梅寿
美代吉・・・岡田にーな
簡単なあらすじ
料亭で働くお雪は、高利貸し金田駒造の囲われ者になる。その後何度も夜を共にするが、お雪は不感症であった。駒造はあらゆる手を使って目覚めさせてやろうとするが一向に変わらない。ある日、日傘を差して神社に向かったお雪。そこで北村という青年に出会う。性の喜びを知ることになったのであった
レビュー
監督・脚本の宇寿木純って誰のことかおわかりですか?天知茂さんなんです。天知茂さんといえば、私にとっては明智小五郎のイメージ。天知さんが亡くなってから40年近く経ちますが、大好きな俳優の1人で間違いありません
その天知さんがメガホンをとった官能ポルノ映画が当作品「秘蔵版 日傘の女」。「えっ、あの天知さんが‼」とちょっとビックリでした。もちろん、観ないわけにはいきません。天知さんも明智小五郎も登場しませんけど
主演は親王塚貴子さん。現在は女優業を引退しているようですが、デビュー作の本番映画「華魁」は衝撃作です。日本では「愛のコリーダ」「白日夢」に続く3本目の本番映画でしたね
親王塚さんと天知さんは、江戸川乱歩美女シリーズ「妖しい傷あとの美女」で共演しています。秘書役だった親王塚さんは殺されてしまいますけど・・
さて、物語は「簡単なあらすじ」に掲載のとおり、1人の女性の性について描いたものです。詳しいことは省略しますので、興味のある方はご覧ください
最後に、モザイクだらけの作品って「うざい」というか「目障り」というか、あんまり多いとリモコンの「停止ボタン」を押したくなります。当作品では、モザイクは一カ所のみですので・・・