刑事コロンボ 復讐を抱いて眠れ
Ashes to Ashes
1998年 アメリカ
新刑事コロンボ 67話
主なキャスト
コロンボ・・・ピーター・フォーク
エリック・プリンス・・・パトリック・マクグーハン
リタ・・・キャサリン・マクグーハン
リズ・ヒューストン・・・サリー・ケラーマン
ヴェリティー・チャンドラー・・・ルー・マクラナハン
簡単なあらすじ
葬儀社オーナーのエリック・プリンスは、愛人であったレポーターヴェリティー・チャンドラーから過去の悪事をゆすられ、撲殺する。そして、既に死体となっていたチャック・ヒューストンとすり替え、焼却した
灰となってしまったヴェリティー・チャンドラー。その灰までもまかれて消えてしまう。この難解な事件を、コロンボはどうやって解決したのか?
レビュー
私のブログでは、刑事コロンボの記事が「アリバイのダイヤル」「別れのワイン」に続いて3記事目。そして今回は新シリーズからチョイスなのです
刑事コロンボは全69話ありますが、新シリーズは46話から。はっきりいって、新シリーズは面白くありません。まだ刑事コロンボを観たことない方には当然に、45話までの旧シリーズをお薦めです
新シリーズは一部しかソフト化されてませんので、全部観るにはCS放送に頼るしかありませんね
「復讐を抱いて眠れ」は67話目。コロンボ役のピーター・フォーク氏もおじいちゃんですね。そして犯人役はお馴染みのパトリック・マクグーハン氏。「祝砲の挽歌」「仮面の男」「完全犯罪の誤算」に続き、4回目の犯人役です
いやぁ、ラストは秀逸ですよ。思わず拍手したくなりました
犯人のエリック・プリンスは葬儀社のオーナー。死体を扱う職業ですね。殺したヴェリティー・チャンドラーの他に2体の死体があり、なんとすり替えて燃やしてしまう冷酷な犯人です
灰となってしまったヴェリティー・チャンドラーの死体は、その灰までがヘリからまかれて跡形もなくなってしまいます
死体がなくては殺されたかどうかもわかりませんね。そんな難解な事件を見事に解決します、犯人のエリックも笑うしかなかった...。私もよくもそんな発想が...と、驚愕のラストシーンですよ
新シリーズでは「だまされたコロンボ」の次に好きな作品「復讐を抱いて眠れ」。超お薦めですから、観る機会がありましたら...